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2018年1月10日 (水曜日)

Uberの強姦事件スキャンダルは,その後,どのような影響を与えているか?

下記の記事が出ている。

 Ad Warns Riders About Uber and Lyft, but Some Call It Alarmist
 New York Times: January 7, 2018
 https://www.nytimes.com/2018/01/07/business/media/uber-lyft-ad.html

(余談)

タクシーが完全にロボット化され,運転手が存在しなくなると,運転手による強姦事件のリスクも消滅する。

しかし,人間の運転手が防護していない乗客だけのロボットタクシーが走行しているのを見て,犯罪者達はどう思うだろうか?

無論,人間の運転手にはそれほど強力な防護力はないが,拳銃の所持が許されている国では運転手が拳銃で防護することは可能だ。そうでない国でも,運転手の咄嗟の判断により,危機を乗り越える可能性はロボット自動運転状態よりも高いのではないかと思われる。全てのパターンの襲撃状況を予想してシステムを構築することは無理なことだ。

そして,ある種の電磁波による攻撃または電子的なハイジャックは,電子的な防護手段の全てを瞬時に破壊・遮断してしまうことができるから,ロボットカーは,ただの箱になる。

そこまでいかなくても,タイヤがパンクして走行不能状態になった場合,人間の運転手はスペアタイヤ等で修理し走行を再開できる。しかし,普通のロボットカーには自己修復能力が全くない。この場合にも,そのロボットカーは,ただの箱になる。

強姦にしろ,強盗にしろ,世界中の犯罪者が大喜びしそうだ。

加えて,ロボットカーの電子的な機能が停止した場合,ロックされ,運行不能状態のまま,ドアを開けることも窓を開けることもできなくなるし,エアコンも停止するから,その乗客は,暑いときには脱水症状で死亡し,寒いときは凍死することになる。これを意図的に実行した場合,電子的な手段による殺人が可能だということにもなるだろう。

犯罪者にとってはとても楽しい時代が到来しそうだ。

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