« EU:eプライバシー規則案の審議-GDPRとの関係に関するディスカッションペーパー | トップページ | 人工的に任意に設計されたDNA配列をもつ人工細胞製造技術 »

2018年1月21日 (日曜日)

Twitterは,やはりロシアによって汚染されていた?

下記の記事が出ている。

 Twitter to tell 677,000 users they were had by the Russians. Some signs show the problem continues.
 Washington Post: January 19, 2018
 https://www.washingtonpost.com/news/the-switch/wp/2018/01/19/twitter-to-tell-677000-users-they-were-had-by-the-russians-some-signs-show-the-problem-continues/

 Twitter Alerts Nearly 680,000 Users They May Have Been Duped by Russian Accounts
 GIZMODO: January 20, 2018
 https://gizmodo.com/twitter-alerts-nearly-680-000-users-they-may-have-been-1822265816

 Twitterがロシアに結びついた選挙妨害ボットの数を13000から50000にアップデート
 Tech Crunch: 2018年1月20日
 http://jp.techcrunch.com/2018/01/20/2018-01-19-twitter-updates-total-of-russia-linked-election-bots-to-50000/

現在問題にされているのは,例えば,チャットボットによる自動的な宣伝活動なのだが,今後は,人工知能技術の応用によるものを含め,より巧妙な手段を用いる例が増加するだろうと見込まれる。

このことは,マスコミの情報収集体制の根本的な見直しを求めるものでもある。

表面的な意見の分布の形式的な統計解析は全く意味をもたなくなる。同じ理由により,チープなビッグデータ解析もまた,誰も信用しなくなる。

巡回ロボットと統計自動処理アプリの時代は,完全に終わってしまった。

より高度な解析能力が求められる時代になったと言える。

それは,数学によって得られるものとは少し異なる性質をもつものである。

|

« EU:eプライバシー規則案の審議-GDPRとの関係に関するディスカッションペーパー | トップページ | 人工的に任意に設計されたDNA配列をもつ人工細胞製造技術 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« EU:eプライバシー規則案の審議-GDPRとの関係に関するディスカッションペーパー | トップページ | 人工的に任意に設計されたDNA配列をもつ人工細胞製造技術 »