投票装置用のコンピュータがハックされ得る原因となる奇妙な出来事・・・?
下記の記事が出ている。
Electronic voting box makers try to get gear stripped from eBay and out of hackers' hands
Register: 23 January, 2018
https://www.theregister.co.uk/2018/01/23/electronic_voting_machine_update/
(余談)
製品を発注した政府は,当該装置を製造している企業及び製造工場に武装した担当者を派遣し,24時間監視した上で,当該製品を直接に受け取って帰国するしかなさそうだ。
また,当該国との間で協定を結び,当該国の軍及び警察の監視の下に置き,もし怪しい行動を執る者があるときは,その者を直ちに逮捕または射殺することも含め,適切な防護を確保する必要性もありそうだ。ただし,そのような協定が締結される可能性は,ゼロに近い。
また,そのようにする場合でも,運搬中に飛行機の機内または飛行場内ですり替えられる危険性が残る。
さもなければ,自国内において,完全な国産品として特注で製造するしかない。
そのコストを考えると,電子投票というものがいかに高くつくものであるかを理解できるが,情報セキュリティの基本中の基本は,「ゼロトラスト」であるので,やむを得ないことであろう。
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