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2018年1月11日 (木曜日)

Macのカメラをハイジャックするスパイウェアの犯人は誰だったのか?

下記の記事が出ている。

 Man Charged Over Super Creepy Apple Mac Spyware That Snooped On Victims Via Webcams
 Forbes: January 10, 2018
 https://www.forbes.com/sites/thomasbrewster/2018/01/10/man-charged-over-super-creepy-apple-mac-fruitfly-malware

 Prosecutors say Mac spyware stole millions of user images over 13 years
 ars technica: January 11, 2018
 https://arstechnica.com/information-technology/2018/01/man-charged-in-malware-mystery-that-allegedly-spied-on-mac-users-for-13-years/

(余談)

日本国の不正アクセス禁止法は,汎用大型電子計算機の時代の思想に基づいて設計されているので,スタンドアロンのPCの無権限アクセスには適用されない。

アクセス管理権を保護法益とすることにこだわり過ぎる汎用機の時代の発想を完全排除した上で,根本から制度を設計し直す必要性がある。

特に,今後,AI技術の応用により,PCやスマートフォンのレベルでも自動的なアクセス管理技術の導入が急速に進む見込みなので,「アクセス管理者」の概念を含め,根本的な諸要素を見直すことが重要だと考える。

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