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2017年11月24日 (金曜日)

稲荷塚遺跡の方形周溝墓

下記の記事が出ている。

 稲荷塚遺跡から福島県最大級「方形周溝墓群」 新たに13基発見
 福島民友:2017年11月22日
 http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171122-222147.php

(余談)

あくまでも一般論として,古い時代には,楽浪郡(または帯方郡)系統の(当時の)漢人が渡来して一定の骨格をつくった可能性がある。これが大国主の原形なのであろう。

次の時代には,魏の曹操配下の将軍らが朝鮮半島以南の地を平定したと中国の史書にはある。これが天孫降臨の原形の一部を構成していることは疑うべき余地がない。

また,中国の史書において,当時の朝鮮半島における支配構造が二重構造になっていたと明記してあるのは,このときの支配形態に由来するものではないかとも考えられる。古代の社会を考える場合,現代におけるような民衆によって構成される社会を想定した立論は,ほぼ無意味である。

問題は,隋及び唐以降の時代なのだが,ずっと研究してきて私なりに到達した結論はある。

しかし,私が生きている間に自由に見解を表明できるような国際的な状態が到来するとはとても思えないので,結局,私の胸の中に秘めたまま寿命に達することになるのだろう。

過去の偉人の著作を網羅的に読めば読むほど,「きっと私と同じ結論に達したものの,それを公表するには時代が熟していないと判断し,沈黙したままこの世を去ったのだろう」と思うことが多くなった。

善良な市民を妙な民族主義のようなものによって扇動して自己の私的な権力欲を充足させようとする者が1人でも存在する限り,学問の自由などあり得ないと考える。

未来社会においては,人工知能システムによって,人間に対する適切なホルモン剤の投与その他の方法により,欲望の自動調節が実行されているだろうから,ほとんど全部の人間が自動的に涅槃に達していることであろう。

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