法と情報雑誌第2巻(2017年1月~10月分)総目次
下記のサイトで公表した。
サイバー法・法情報学
http://cyberlaw.la.coocan.jp/index2.html
毎月,印刷代に不足しつつもどうにかこうにか切り抜けてきた。
法と情報雑誌は,会員とごく限られた範囲の研究者のみに非売品として配布し,国立国会図書館に納本しているものなので,どうしてもこうなる。
しかし,「捨てる神あれば拾う神あり」とでも言うべきか,やっと資金的な支援の目途がたったので,2018年3月までは印刷・刊行を継続することができそうだ。
もしかすると2018年3月中旬に2回目の法と情報研究会・公開研究報告会を開催できるかもしれない。
法と情報研究会の支援者には心から感謝申し上げる。
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先日,ある教員から,「夏井先生は大変なお金もちだから,私費で雑誌を刊行することができ,うらやましい」との趣旨のことを言われた。
とんでもない誤解だし,ある意味で誹謗中傷の一種にあたると判断している。
事実,私は,大金持ちではない。
贅沢を一切避け,生活費を削り,どうにか費用を捻出している。
学術とは,もともとそういうものなので,ごく一部の金満家の子どもとして生まれた特別の例外的な人々を除き,贅沢と安楽を楽しみながら行うようなものではない。
普通の収入しかない者が贅沢と安逸を選択すれば,当然のことながら,学問が疎かになる。少なくとも,学問のために支出可能な資金に事欠くことになる。
私自身は,定年までの年数が乏しくなっているし,そもそも定年まで生きていられるかどうかもわからないので,他の贅沢に属することは切り捨て,私の残された乏しい精力の全てを学問研究のためのみに投入することに決めている。
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