弥生時代の船-大航海時代のさきがけ-
別のことを調べていて,たまたま下記の資料をみつけた。わかりやすいし,とても良い資料だと思う。
弥生時代の船-大航海時代のさきがけ-
資料集
http://www.harc.or.jp/gyouji/pdf/y2015/26kataru_shiryo.pdf
いまどき「弥生時代に大型船などあるはずがない」などと主張する者はいないだろうと思うが,もしいたら,ちゃんと調べて考えてから発言してもらいたいものだと思う。
なお,この資料の副題には「さきがけ」とあるけれども,それは間違いだと思う。
このような大型船またはもっと大きな船に乗って,人々は日本列島にやってきたのだ。
日本人に単一人種性という意味での連続性は全くなく,何千回・何万回という混血の累積の結果が現在の日本人になっている。
それは,DNA解析の結果によって既に明らかなことだと思う。
私見によれば,このような船の文化は,遠いメソポタミアやエジプトまで広がっているのであり,文化としては同一文化圏にあると考えたほうが説明しやすい事柄が多いように思う。
無論,自然環境や利用可能な資源の相違による地域差はある。
しかし,もっとおおざっぱなマクロの目で見れば,そうなのだ。
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