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2017年9月11日 (月曜日)

Erica

下記の記事が出ている。

 What does a portrait of Erica the android tell us about being human?
 Guardian: 10 September, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/sep/09/robot-human-artificial-intelligence-philosophy

(余談)

私の予想では,今後は,生きた女性よりもこういうものを好む男性が激増するのではないかと思われる。

そうやって需要が増えると資金が蓄積されるので,更に人間と均等であり,より優れた「お人形」が製造されることになり・・・いずれはautonomousな判断をする機能を身につけることになるだろう。

その時点で,この産業は終わる。

なぜなら,かわいらしいお人形が求められているのであって,自我のある女性が求められているわけではないからだ。

結局,この分野におけるロボットや人工知能の動向は,「人間の尊厳」や「男女平等の原則」とは完全に矛盾する世界を構築し続けていることになる・・・ということを法学研究者の多くがそもそも理解できない現状を嘆く。

無論,そのような諸原則がそもそも成立しないという前提に立てば,反対の結論となる。

どちらをとるかは,各人の決断の問題だ。

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