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2017年8月20日 (日曜日)

海運会社のシステムと船舶を狙うサイバー攻撃

下記の記事が出ている。

 How hackers are targeting the shipping industry
 BBC: 18 August, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-40685821

今後,ロボット貨物船が実用の段階になると,サイバー攻撃によるリアルな海賊行為が無数に発生する危険性があるのではないかと思われる。

この場合,仮に武装した兵士や警備員を乗船させていたとしても,手も足も出ないという深刻な問題が生ずる。なぜなら,物理攻撃によらないで,船舶の制御をまるごと全部奪ってしまうからだ。

同じことは,自動車でも航空機でも言える。

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2017年8月19日 (土曜日)

壊れたスマートフォンを修理に出すのは危険なこと・・・?

下記の記事が出ている。

 Secret chips in replacement parts can completely hijack your phone’s security
 ars technica: August 18, 2017
 https://arstechnica.com/information-technology/2017/08/a-repair-shop-could-completely-hack-your-phone-and-you-wouldnt-know-it/

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2017年8月18日 (金曜日)

米国:ネット上での過激な言動対応

下記の記事が出ている。

 Apple denounces neo-Nazis as Spotify bans ‘white power’ tracks
 Guardian: 17 August, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/aug/17/apple-denounces-neo-nazis-as-spotify-bans-white-power-tracks

 Mark Zuckerberg on Charlottesville: Facebook will remove violent threats
 Guardian: 17 August, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/aug/16/mark-zuckerberg-facebook-charlottesville-response

 Silicon Valley escalates its war on white supremacy despite free speech concerns
 Washington Post: August 16, 2017
 https://www.washingtonpost.com/business/economy/silicon-valley-escalates-its-war-on-white-supremacy-despite-free-speech-concerns/2017/08/16/842771b8-829b-11e7-902a-2a9f2d808496_story.html

(余談)

米国の関連法令ではなく,欧州の最近の関連立法の動きを追いかけていると,逆によくわかることもある。

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2017年8月17日 (木曜日)

Candida auris

下記の記事が出ている。

 Deadly drug-resistant fungus sparks outbreaks in UK—and it’s stalking US
 ars technica: August 17, 2017
 https://arstechnica.com/science/2017/08/deadly-drug-resistant-fungus-sparks-outbreaks-in-uk-and-its-stalking-us/

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英国:スコットランド議会がサイバー攻撃を受けたらしい

下記の記事が出ている。

 Scottish parliament hit by cyber-attack similar to Westminster assault
 Guardian: 15 August, 2017
 https://www.theguardian.com/politics/2017/aug/15/scottish-parliament-hit-by-cyber-attack-westminster-assault-holyrood-hackers-email

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威力が大きすぎて実戦で使用することのできない核兵器?

下記の記事が出ている。

 The monster atomic bomb that was too big to use
 BBC: 16 August, 2017
 http://www.bbc.com/future/story/20170816-the-monster-atomic-bomb-that-was-too-big-to-use

現実に使用されれば,その報復としての核攻撃も同等以上のものになるだろうから,結局,地球上で生き残ることのできる者が誰1人いないという結果になる。

それゆえ,このような核兵器の保有国は,実際には使用せず,威嚇のための報復用兵器として維持管理している。

しかし,それを制御するシステムが誰か(または人工知能システム)によってハックされた場合,自己抑制の期待は消滅することになる。その結果,現時点における人類は,いつ滅亡しても全く不思議ではないような状況の下にあると言える。

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2017年8月16日 (水曜日)

ShadowPad

下記の記事が出ている。

 Powerful backdoor found in software used by >100 banks and energy cos.
 ars technica: August 16, 2017
 https://arstechnica.com/information-technology/2017/08/powerful-backdoor-found-in-software-used-by-100-banks-and-energy-cos/

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2017年8月15日 (火曜日)

Microsoft PowerPointを介するマルウェア感染

下記の記事が出ている。

 Microsoft PowerPoint exploit used to bypass antivirus and spread malware
 ZDNet: August 14, 2017
 http://www.zdnet.com/article/microsoft-powerpoint-exploit-used-to-bypass-antivirus-and-spread-malware/

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突飛な考えなのだろうか・・・

オゾン層の破壊は,内燃機関の航空機が大量に大気圏の上層を飛び交うことにより,酸素が相対的に減少した結果,惹起されるものかもしれないという考えをもつようになった。

完全に非科学的で誤っているかもしれない。

しかし,是とも非とも論証または実証するだけの能力及び技術をもたないので,よくわからない。

ただ,オゾン層が広域的に破壊されると,宇宙から(特に太陽から)やってくる様々な波長の電子線が露骨に地上に降り注ぐことを避けることができず,巨視的には,それが大規模な気象変動とリンクしていると考えることは可能ではないかと思う。

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2017年8月14日 (月曜日)

人工知能裁判官(AI judges)が人間の裁判官を駆逐する?

下記の記事が出ている。

 Do we still need human judges in the age of Artificial Intelligence?
 Transformation: 9 August, 2017
 https://www.opendemocracy.net/transformation/ziyaad-bhorat/do-we-still-need-human-judges-in-age-of-artificial-intelligence

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イスラエルの殺人専用ドローン(無人航空機)が地域紛争に投入される?

下記の記事が出ている。

 Israeli Suicide-drone Maker Carried Out Live Demo on Armenian Army Targets, Complaint Says
 Haaretz: August 14, 2017
 http://www.haaretz.com/israel-news/1.806579

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EU:ホテルのWifi通信が危ない?

下記の記事が出ている。

 Hackers are now using the exploit behind WannaCry to snoop on hotel Wi-Fi
 ZDNet: August 11, 2017
 http://www.zdnet.com/article/hackers-are-now-using-the-exploit-behind-wannacry-to-snoop-on-hotel-wi-fi/

 APT28 Uses EternalBlue to Spy on Hotel Wifi Networks
 DARK Reading: August 11, 2017
 https://www.darkreading.com/attacks-breaches/apt28-uses-eternalblue-to-spy-on-hotel-wifi-networks/d/d-id/1329623

[追記:2017年8月16日]

関連記事を追加する。

 Fancy Bear bites hotel networks as EternalBlue mystery deepens
 Naked Security: 15 August, 2017
 https://nakedsecurity.sophos.com/2017/08/15/fancy-bear-bites-hotel-networks-as-eternalblue-mystery-deepens/

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古代ギリシア人の祖先はアナトリアから移住?

下記の記事が出ている。

 Europe's first advanced civilisations originated from TURKEY: Early Greeks were descendants of early Neolithic farmers who migrated from Anatolia, DNA reveals
 Daily Mail: 2 August, 2017
 http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4750460/Ancient-DNA-analysis-reveals-Minoan-Mycenaean-origins.html

古代の遺物に描かれた「ギリシア人」の戦士の多くは黒髪・黒髭で,アナトリア半島に現在でも住んでいる人々と共通の特徴を示している。DNA解析は,それと同じ結果を示したことになる。

ヘロドトスの『歴史』によれば,当時のアナトリア半島付近にはギリシア人が居住しているという趣旨のことを書いており,大半の歴史学者は,ギリシアからの植民都市のことであるとの解釈を示してきた。

たぶん,現代の西欧の歴史学者の解釈のほうが間違っている。

人類の文明は,古代ギリシアを起源とするものではない。

私見によれば,プラトンやアリストテレスが「ギリシア人」である保証は全くない。

例えば,頭の訓練の問題として,本当は古代エジプトの神官のような姿・形をしていたとしたら,どういうことになるだろうか?

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2017年8月13日 (日曜日)

首都圏私大の学生定員制限問題

どんな「有識者」が考えたのか全く知らないが,因果律というものを全く理解しない政策であることは,(政府部内を含め)ほぼ全ての人々が認めていることだ。

地方の特定私大と癒着のある誰かが決めたことなのだろうと思う。それゆえ,この政策に積極的に賛成する者は,原則として,癒着という違法行為者の張本人との推定を受けかねない・・・かもしれない。

それはさておき,私は,この政策は,必ず失敗する政策だと断言する。

いわゆる「ゆとり教育」のときにも反対し,当時,さんざんな目に遭った。

しかし,結果は既に誰でも知っているとおりだ。特定の企業との癒着が産んだ政策なので,成功するはずがない。その当の責任者は,当然,責任をとるべきだと今でも考えている。何万人もの若者をダメにした責任がある。しかし,平然と生きている。

今回の首都圏私大の定員抑制策も同じだ。

私の予測では,この政策を断行すると,地方の疲弊を更に急激に悪化させることになる。これは,誰の目にも明かなことだ。

それでも,この政策は断行されることになる。

その結果,首都圏の私大は,きっと,逆に強くなる。

その結果,相対的に,地方はますますもって苦しい立場となることだろう。

そもそも,今後,就労可能な世代の人口が大規模に減少する可能性が高いので,地方の過疎化が現在よりも何倍も急激に進む可能性があることも十分に考えに入れなければならない。

この問題について,政府は外国人労働者で補おうという政策を採用するかもしれない。

しかし,そのような政策は,結局,日本国の国家財政の破綻を加速するだけのことだし,地方の教育機関において通常の日本語による普通の教育が全く成立しなくなってしまうことを加速することになるだけだ。そして,長期的には,例えば,日本国が中国の属領になってしまうことを加速することになる。

そもそも,「日本に来れば日本人と日本の文化に馴染むだろう」と安易に考えるのだとすれば,それは,単純に,無知と偏見に基づく軽薄な差別主義的発想の一種であるというしかない。

一般に,どの国の国民も,自己の国の文化と言語に誇りをもっているものだ。

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Marise Cremona (Ed.), New Technologies and EU Law

下記の新刊書が届いたので,早速,全体をざっと読み,特に読みたいと思った章を少し丁寧に読んだ。

 Marise Cremona (Ed.)
 New Technologies and EU Law
 Oxford University Press (2017)
 ISBN-13: 978-0198807216

いずれも優れた論文ばかり7本を収録した書籍で,読む価値がある。

特に,同書の123~173頁には,初代EDPSを務めたPeter Hustinx氏の「EU Data Protection Law: The Review of Directive 95/46/EC and the General Data Protection Regulation」が収録されている。現時点で最もわかりやすい概説だと思う。そして,非常に示唆に富む。

お勧めの1冊と言える。

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DNA内へのマルウェアのエンコード

下記の記事が出ている。

 Researchers encode malware in DNA, compromise DNA sequencing software
 ars technica: August 12, 2017
 https://arstechnica.com/science/2017/08/researchers-encode-malware-in-dna-compromise-dna-sequencing-software/

[追記:2017年8月14日]

関連記事を追加する。

 Hacking a computer using DNA is now a reality, researchers claim
 Guardian: 11 August, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/aug/11/hacking-computer-dna-university-of-washington-lab

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2017年8月12日 (土曜日)

英国:サイバーセキュリティが不十分な組織を処罰する法令を導入?

下記の記事が出ている。

 UK organisations could face huge fines for cyber security failures
 Guardian: 8 August, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/aug/08/organisations-could-face-huge-fines-for-cyber-security-failures

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インド:中国からのサイバー攻撃に対して脆弱?

下記の記事が出ている。

 India ill-prepared to handle Chinese cyber attacks, says expert
 Times of India: August 9, 2017
 http://timesofindia.indiatimes.com/business/india-business/india-ill-prepared-to-handle-chinese-cyber-attacks-says-expert/articleshow/59987974.cms

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殺人専用ドローン(無人航空機)

下記の記事が出ている。

 US firm reveals gun-toting drone that can fire in mid-air
 BBC: 11 August, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-40901393

いずれこういうものが大量に安価に製造され,戦場においてではなく,普通の都市において,政界もしくは財界の要人またはその他の団体の要人を殺害するために使用されるようになるのではないかと考えられる。

戦場だけに限定して考える場合でも,一般に,1人の人間の兵士を育て,訓練し,実戦に投入するまでには相当の期間と予算を要するが,この種の殺人専用ロボットは,要するに,工場をフル稼働するだけでいくらでも製造することができるので,人間の軍隊よりも常に多数の兵士(ロボット)を継続的に供給可能になるということも考えなければならない。特に,リモコン操縦型のロボット兵士ではなく,人工知能(AI)技術によって自動的に攻撃相手を識別し,自律的な判断に基づいて攻撃を実行するようなタイプの殺人専用ロボットの場合には,そうであると言える。

[追記:2017年8月14日]

関連記事を追加する。

 Controlling the killer robots
 International Plotics and Society: 14 August, 2017
 http://www.ips-journal.eu/opinion/article/show/controlling-the-killer-robots-2223/

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米国:ロシアのグループによるDNCに対するサイバー攻撃にはNSAのツールが使用されていた?

下記の記事が出ている。

 Russian group that hacked DNC used NSA attack code in attack on hotels
 ars technica: August 12, 2017
 https://arstechnica.com/information-technology/2017/08/dnc-hackers-from-russia-used-nsa-developed-attack-code-in-attack-on-hotels/

 Russia's 'Fancy Bear' Hackers used Leaked NSA Tools to Target Hotel Guests
 Wired: August 11, 2017
 https://www.wired.com/story/fancy-bear-hotel-hack/

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2017年8月11日 (金曜日)

ウクライナ:Petyaの容疑で51歳の者が逮捕されたらしい

下記の記事が出ている。

 Ukraine police make arrest in Petya ransomware case
 ZDNet: August 10, 2017
 http://www.zdnet.com/article/ukraine-police-arrest-suspect-behind-petya-ransomware-attack/

 Ukrainian police arrest suspect for spreading Petya malware
 The Hill: August 10, 2017
 http://thehill.com/policy/cybersecurity/346109-ukraine-arrests-suspect-for-spreading-petya-malware-to-hide-evidence-of

サイバーセキュリティに関する最近のEUの関連機関の報告書等を読んでいると,「なるほど~」と思う部分が少なくなく,非常に興味深い。

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SonicSpy

下記の記事が出ている。

 SonicSpy Authors Spin Out Over 1,000 Spyware Apps
 DARK Reading: August 10, 2017
 https://www.darkreading.com/threat-intelligence/sonicspy-authors-spin-out-over-1000-spyware-apps/d/d-id/1329616

 'Iraqi' Developer Spawns 1,000 Android Spyware Apps
 Forbes: August 10, 2017
 https://www.forbes.com/sites/thomasbrewster/2017/08/10/iraqi-developer-spawns-1000-android-spyware-apps/

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2017年8月10日 (木曜日)

ランサムウェア攻撃がより巧妙化?

下記の記事が出ている。

 Ransomware turns even nastier: Destruction, not profit, becomes the real aim
 ZDNet: August 9, 2017
 http://www.zdnet.com/article/ransomware-turns-even-nastier-destruction-not-profit-becomes-the-real-aim/

 More pseudo-ransomware attacks are probably on the way
 Tech Crunch: August 8, 2016
 https://techcrunch.com/2017/08/08/kaspersky-labs-malware-quarterly-report-ransomware-august/

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HBOのハッキング被害が拡大?

下記の記事が出ている。

 HBO Hack Highlights Importance of Encryption, Data Governance
 eSecurity Planet: August 2, 2017
 http://www.esecurityplanet.com/network-security/hbo-hack-highlights-importance-of-encryption-data-governance.html

 The Importance of Effective Incident Response: the HBO Breach Expands
 eSecurity Planet: August 9, 2017
 http://www.esecurityplanet.com/network-security/the-importance-of-effective-incident-response-the-hbo-breach-expands.html

 Hackers post stolen HBO ‘Game of Thrones’ scripts online, demand bitcoin ransom
 Washington Post: August 8, 2017
 https://www.washingtonpost.com/news/morning-mix/wp/2017/08/08/hackers-post-stolen-hbo-game-of-thrones-scripts-online-demand-bitcoin-ransom/

[追記:2017年8月14日]

関連記事を追加する。

 HBO offered $250,000 to hackers in bid to delay data release
 REUTERS: August 11, 2017
 http://uk.reuters.com/article/us-cyber-hbo-idUKKBN1AR16M

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2017年8月 9日 (水曜日)

米国:軍の基地エリアでは消費者向けドローン(無人航空機)を撃墜または破壊へ

下記の記事が出ている。

 US military to shoot down consumer drones
 BBC: 8 August, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-40860806

無人航空機だけではなく,地上走行型のものや船舶型のものなど,全てのロボットについて同様の措置が講じられるものと推測される。

軍としては当然の対応ではないかと思う。

いずれ,民間飛行場その他の重要インフラ周辺でも同様の規制が行われることになると予測される。特に人間が操縦するのではない自律型のロボットに対しては,法規範による統御が及ばないので,物理的な破壊によって対応するしかない。この場合,人間に対して適用される法規範は,ロボットの破壊行為による当該ロボットの所有者等からの損害賠償請求に関して,常に免責となるような正当化事由を定めるために存在することになるだろう。

ここでいうロボットの中には,外見上生きた人間とそっくりのものを含め得るし,また,機械装置だけではなく,有機体のものや混合体のものも含め得る。

外見上生きた人間とそっくりのロボットの場合(特に有機体ロボットやサイボーグの場合),古典的な刑法学上の錯誤論がにぎやかになりそうなので,この点に関する何らかの法規範が制定されることになるだろう。

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法と情報雑誌第2巻(2017年1月~6月分)の目次

昨年夏に法と情報雑誌の刊行を始めた。

予算がないので,ごく少数部しか印刷・発行していない。そして,身内にしか配布していないが,国立国会図書館には納本している。

どうにかこうにか1年以上継続することができ,通巻13号となった。目下,第14号の刊行をめざして準備している最中だ。

第2巻(2017年1月~6月分)の目次をアップすることにした。

 http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/Vol%202%20Index%201.pdf

なお,第1巻(2016年7月~12月分)の目次は,下記のとおり。

 http://cyberlaw.la.coocan.jp/Documents/Vol%201%20Index.pdf

※ 法と情報雑誌は,特別の契約に基づく場合等を除き,紙媒体のみで提供している。

[追記:2017年8月11日]

今後,下記のホームページ上で法と情報雑誌の目次情報を更新することにした。

 http://cyberlaw.la.coocan.jp/index2.html

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IT産業界の対テロ共同活動

下記の記事が出ている。

 Global Internet Forum to Counter Terrorism has first meeting
 Microsoft Corporate Blogs: July 31, 2017
 https://blogs.microsoft.com/on-the-issues/2017/07/31/global-internet-forum-counter-terrorism-first-meeting-aug-1/

 Tech Against Terrorism
 http://www.techagainstterrorism.org/

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2017年8月 8日 (火曜日)

米国:UCLAのサーバにサイバー攻撃?

下記の記事が出ている。

 UCLA System Hacked In Cyber Attack
 CBS Los Angeles: August 5, 2017
 http://losangeles.cbslocal.com/2017/08/05/ucla-system-hacked/

海外からの留学生のいるところや夏休みに海外からの短期学生に提供するサマースクールを実施しているところでは,日本の大学においても同様の攻撃があるかもしれない。

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NIST: National Initiative for Cybersecurity Education (NICE) Cybersecurity Workforce Framework

下記の記事が出ている。

 NIST Releases Cybersecurity Definitions for the Workforce
 DARK Reading: August 7, 2017
 https://www.darkreading.com/threat-intelligence/nist-releases-cybersecurity-definitions-for-the-workforce/d/d-id/1329578

NISTの文書は,下記のところにある。

 National Initiative for Cybersecurity Education (NICE) Cybersecurity Workforce Framework
 http://nvlpubs.nist.gov/nistpubs/SpecialPublications/NIST.SP.800-181.pdf

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英国:自動走行自動車ガイドライン

下記の記事が出ている。

 Self-driving cars vs hackers: Can these eight rules stop security breaches?
 ZDNet: August 7, 2017
 http://www.zdnet.com/article/self-driving-cars-vs-hackers-can-these-eight-rules-stop-security-breaches/

英国政府のガイドラインは,下記のところにある。

 Principles of cyber security for connected and automated vehicles
 https://www.gov.uk/government/publications/principles-of-cyber-security-for-connected-and-automated-vehicles

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英国:データ保護法が改正の見込み

下記の記事が出ている。

 UK data protection laws to be overhauled
 BBC: 7 August, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-40826062

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ベネズエラ:政府サイトに対し,独裁制に反対するサイバー攻撃?

下記の記事が出ている。

 Venezuela: Hackers target Venezuelan government sites
 BBC: 7 August, 2017
 http://www.bbc.com/news/world-latin-america-40853490

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GPSジャミング対策

下記の記事が出ている。

 Radio navigation set to make global return as GPS backup, because cyber
 ars technica: August 8, 2017
 https://arstechnica.com/gadgets/2017/08/radio-navigation-set-to-make-global-return-as-gps-backup-because-cyber/

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2017年8月 7日 (月曜日)

M&A

どんなに格好良いことを言っても,どんなに偉そうな経営理論を述べても,要するに,買収なので,普通の「商い」の基本原理を知らなければ必ず失敗する。

「売り」に出ている企業の買収の場合,あくまでも一般論だが,買収先の企業が「売り」に出している原因を知ることが一番大事だと思う。

その企業のことは当該企業が一番よく知っている。もし採算性や将来性があるならば,「売り」に出すはずがない。その逆もまた真。

「売り」に出ていない企業の買収の場合,ありとあらゆる種類の策略が必要となる。そうでなければ買収などできない。これは,経営分析や経営理論とは全く関係のないことだ。買収先の企業の巧妙な策略に乗って「買い」に出る愚もまた真。

そして,そのいずれの場合でも,M&Aを仲介するだけの事業者は,決して損をせず,当該M&Aの成否にかかわらず確実に利益をあげることができるような仕組みを構築するのも企業として当然のことだと思う。

結局,中国の戦国時代の優れた武将と同じような判断能力が求められるという点で,人類は少しも変わっていない。

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中国政府が最新技術情報の買収作戦?

下記の記事が出ている。

 How This U.S. Tech Giant Is Backing China’s Tech Ambitions
 New York Times: August 4, 2017
 https://www.nytimes.com/2017/08/04/technology/qualcomm-china-trump-tech-trade.html

(余談)

企業の誘致や資金提供というものは,もともとそういうものであるかもしれない。

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Threat Intelligence

下記の記事が出ている。

 What kind of threat intelligence are you selling me?
 ZDNet: August 3, 2017
 http://www.zdnet.com/article/what-kind-of-threat-intelligence-are-you-selling-me/

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音楽演奏家は人工知能(AI)システムのアルゴリズムの奴隷と化すのか?

下記の記事が出ている。

 AI and music: will we be slaves to the algorithm?
 Guardian: 6 August, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/aug/06/artificial-intelligence-and-will-we-be-slaves-to-the-algorithm

現在でも既に,人間が作曲したものだと信じて演奏しているけれども真実は当該作曲家なる者がコンピュータで自動的に生成された「作品」をチョイスしているだけのものを演奏している演奏家が多数存在しているのではないかと思う。

そのような場合,その「作曲家」なる者の創作性をどこに見出すべきかについては議論があり得る。写真家が生成したわけではない被写体(特に自然の風景,他人の容姿等)について,写真家が構図を決める場合の「創作性」の議論と類似する論点なのだが,私は,基本的に,このような場合について創作性を認めていない。このような場合,著作権法上の創作性とは全く別の観点から何らかの知的財産権法制を構築すべきものであり,著作権だけにこだわり続けるのは,「バカの壁」(養老孟司)の一種,または,単なる利権構造の一種ではないかと思う。強いて言えば,著作権法との関係では,自分が生成したものではない対象を加工・編集して何か別のものを作成する場合のフェアユースの適用の問題はあり得るが,その場合でも,本質的に「何か異なるものだ」という前提で,著作権法の問題とは別に考察したほうが生産性が高いことは確実で,その意味で,著作権法の分野における現時点での行き詰まりを打開するには,このようなタイプの問題について,著作権法によるコントロールを断念すること,更には,このようなタイプの問題について,知的財産権または情報財というアプローチを断念すること以外に方法がないと確信している。総体として,現在のこの分野における法体系は,ほぼ全面的な機能不全の崖の縁に立たされている。

それはさておき,非常に近い近未来において,ありとあらゆる音の組み合わせが自動計算され予めデータベースに登録されてしまうことはあり得る。人々は,それを検索して利用することは可能かもしれないが,それを発見したわけでも創作したわけでもない,そのような時代が到来し得る。これは,「既に全て用意されてしまっており,人間が用意すべきものもアルゴリズムが用意すべきものも既に何もない」という状況が出現することを意味するので,その限りにおいて,「アルゴリズムの奴隷」というわけではない。

また,人間よりもよりアトラクティブに演奏するロボット(機械装置,人工合成有機体,または,電子的な存在等)が登場することは,ほぼ確実と思われる。その限りで,音楽演奏家が就業する場が消滅するという意味で,「アルゴリズムの奴隷」になることもないと考えられる。奴隷になりたくても奴隷にさえしてもらえない時代が到来するかもしれないのだ。

しかしながら,音楽の愛好家は「純粋に音楽を求めるだけではない」という場合があることにも留意すべきだろう。つまり,音楽それ自体を愛するというよりも,音楽によって人々に自分をアピールする当該個人に興味をもつ人々が多数存在する。タレント性とは,そのようなものを意味する。この場合には,何らかのセックスアピールやカリスマ性あるいは神秘性のようなものが重視されるが,基本的には,何らかの意味での遺伝子による性的興奮のメカニズムが作用していることはほぼ確実と言える。

かくして,人間に残された職業は,そのような要素を含むものだけにどんどん限定されることになるであろう。

基本的に,教育や訓練または反復練習によって獲得可能な知識や技能は,人間よりも自律型ロボットのほうがずっと効果的かつ効率的かつ即時に習得してしまうので,人間がやるべきことではなくなってしまうことだろうと思う。

これからの世界は,「失業者しか存在しない世界」になるかもしれない。その場合,常に指摘していることではあるが,購買力が消滅してしまうので,企業が製品やサービスを製造しても,市場が全く存在しないという状況が出現する。

それゆえ,今後の経済学は,「市場というものが一切存在しない環境」及び「価値の交換が存在し得ない状況」を前提に構築されなければならないことともなる。要するに,マルクス主義の経済学を含め,アダムスミスの意味での「価値」を基本原理として前提とするものである限り,これまで存在してきた経済学上の学説は,全て壊滅する。企業の経営や投資も全く成立しなくなる。

全く別の視点でものごとを考えなければならなくなるのだ。

(余談)

若い世代の研究者はどうにか生き残りたいだろうから,私見をちょっとだけ述べる。

既存の理論を覚え,理解することは大事なことだ。最低限,それができなければ全くお話しにならない。

その前提で,既存の理論で説明しようとする前に,事実を直視することが大事だと思う。

経済学の領域では,ある学説で説明するだけで自己満足していても意味がないので,学説は学説としてひとまずおき,経済現象といわれている人間の営みを直視することが大事だろうと思う。その営みが既存の理論で説明可能であればそれでよい。しかし,少しでも疑問があるときは,既存の理論の有効性の範囲外の事象がそこに存在しているかもしれないので,自分で理屈を構築するしかない。

統計的手法を用いる場合でも全く同じで,コンピュータのデータやパラメータをいじくって楽しんでいるだけなら幼稚園児でもできる。

このことは,実際に存在する生物をひたすら直接に観察し続けるファーブルやダーウィンのような研究者になるべきだということを意味している。

彼らは,既存の理論(特に聖書の教え)をひとまずおき,目の前にある事象は何なのかということそれ自体に興味をもち,好奇心を燃やし続けた。だからこそ,それまで誰も気づかなかったような様々な法則が存在し得ることに気づくことができたのだ。

法学でも同じで,理論や学説を覚え,理解することは大事なことだ。それなしには,全くお話しにならない。

しかし,実在する内外の法令それ自体を精読し,また,現実に存在する事件の事実関係を徹底的に調べることなしには,砂上楼閣の上で夢をみながら転寝をしているのと何も変わらない。

現実に生起する事象それ自体を徹底的に調査し,蓄積し続けることなしには,法則を正しく見極めることなどできるはずがない。

単なる教条主義は禁忌としなければならない。

本来,「学問の自由」とは,そういうことを意味する。

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2017年8月 6日 (日曜日)

AppleのTouch ID

下記の記事が出ている。

 Apple has reportedly given up trying to put Touch ID in the iPhone 8 display
 Techradar: August 5, 2017
 http://www.techradar.com/news/apple-has-reportedly-given-up-trying-to-put-touch-id-in-the-iphone-8-display

 iPhone 8: everything we know from Apple's big software leak
 Guardian: 4 August, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/aug/04/iphone-8-apple-leaked-software-everything-we-know-d22-all-screen-design-pro-smartcam

(余談)

随分と高性能化しつつあるものだと感心することが多い。

しかし,一般に,高度な認証技術は,クラウドを介して,何らかのかたちで,国家または国際機関による識別情報の収集に寄与し続けていることにもなる。

仮にシステム上そうなっていない場合であっても,結果的に同じになることもある。

例えば,スマートフォン等で知人や友人の写真を撮影したがる者が,「実はスパイである」ということがあり得る。

一般国民の間では,そういうことは滅多にないかもしれない。しかし,政府要人の関係者,財界の要人の関係者,労働団体や政治団体の幹部の関係者,先端技術の開発者の関係者等の中にはそういう者が含まれている可能性があると考えるほうが妥当だ。

スマートフォンで写真を撮影したとたんに,当該被写体となった者の生体認証のための基礎情報が直ちにどこかに転送されるようになっているかもしれないし,また,生体認証と関係のない何らかの機密情報を電子的に奪うために記念撮影をしているようなフリをする場合もあり得ることだろう。

嫌な世の中になったものだと思う。

そういうこともあるので,あらぬ疑いをもたれることを避けるため,私は,スマートフォンを一切持っていない。私が実際に持っているのは,ドコモのガラケーだけだ。そのガラケーのサポートが終了したら,何ももたないことにしようと考えている。その結果,私と連絡をつけることのできる人は,ますますもって少なくなるが,それはそれで,私の平穏な老後のための重要な要素の1つを提供することになるだろうと考えている。

もし大学を定年で退職した後にも生きていたならば,世間との関係を断ち,田舎の偏屈爺として人生を終えることにしようと思っている。

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2017年8月 5日 (土曜日)

Siemens等の医療用CTに重大な脆弱性?

下記の記事が出ている。

 Siemens, DHS warn of “low skill” exploits against CT and PET Scanners
 ars technica: Auygust 4, 2017
 https://arstechnica.com/gadgets/2017/08/siemens-dhs-warn-of-low-skill-exploits-against-ct-and-pet-scanners/

 Siemens Molecular Imaging Vulnerabilities
 ICS-CERT: August 3, 2017
 https://ics-cert.us-cert.gov/advisories/ICSMA-17-215-02

[追記:2017年8月10日]

関連記事を追加する。

 Scanners to be patched after government warns of vulnerabilities
 Naked Security: 9 August, 2017
 https://nakedsecurity.sophos.com/2017/08/09/scanners-to-be-patched-after-government-warns-of-vulnerabilities/

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2017年8月 4日 (金曜日)

革命

ショパンの練習曲ハ短調作品10-12は「革命練習曲」と呼ばれ,ショパンが作曲した数々のピアノ曲の中でも名曲の1つとされている。

ショスタコービッチの交響曲第5番ニ短調作品47は、「革命交響曲」と呼ばれ,ショスタコービッチの交響曲の中でも最も良く知られているものだと言える。

ただし,どのような意味で「革命」であるのかについては,諸説ある。

他方,人類は,グーテンベルグの「印刷革命」を経て広く知識や文化を知ることができるようになった。

1789年の「フランス革命」は,民主主義のシンボルとして理解されている。

欧州にはじまる「産業革命」が現在まで続く資本主義の興隆の基本となっていることは言うまでもない。

現在,我々は,「情報革命」の中で生きている。

その延長線上には,ロボットによる「革命」があるかもしれない。その革命が発生すると,人類の歴史は終わりになってしまうかもしれない。滅亡する人類の中には,無論,民主主義や自由主義の信奉者だけではなく,社会主義者や共産主義者も含まれる。「革命」が人間の手を離れて発生し得る状況の中へと遷移しつつあるのだ。

完全に自律的な人工知能は,政治的イデオロギーも学習することになるだろう。それと同時に,イデオロギーというものが社会の中で機能するメカニズムも学習することになり,それを応用して,人類には考え出すことのできない全く新しいイデオロギーによって人類を支配するといったようなシナリオも一応想定しておく必要がある。

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2017年8月 3日 (木曜日)

DreamBot

下記の記事が出ている。

 仮想通貨取引所のID/パスワードが窃取される恐れ、マルウェア「DreamBot」の新たな標的に
 Internet Watch: 2017年8月2日
 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1073810.html

 仮想通貨取引所等のウェブサイトがインターネットバンキングマルウェア「DreamBot」の標的となるおそれについて
 JC3: 2017年8月1日
 https://www.jc3.or.jp/topics/dces.html

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Svpeng

下記の記事が出ている。

 This Android banking malware steals data by exploiting smartphone accessibility services
 ZDNet: August 2, 2017
 http://www.zdnet.com/article/this-android-banking-malware-steals-data-by-exploiting-smartphone-accessibility-services/

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Hamilton 68

下記の記事が出ている。

 New Web tool tracks Russian “influence ops” on Twitter
 ars technica: August 3, 2017
 https://arstechnica.com/gadgets/2017/08/new-web-tool-tracks-russian-influence-ops-on-twitter/

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教育困難大学

「教育困難大学」のあまりにもひどい授業風景
東洋経済Online:2017年8月3日
http://toyokeizai.net/articles/-/181672

(余談)

この記事に書かれていることは,一定の範囲内にある4年生大学のことなのだが,程度の差こそあれ,どこの大学においても類似の問題を抱えているのではないかと思う。

例えば,東大や京大のようなトップ大学においてさえ,ある種の類似の問題が存在していることは,関係者の中ではよく知られている。

その原因の多くが,徹底的に最適化されている大学受験指導にあることは言うまでもない。

そして,このことは,学部レベルだけではなく,大学院レベルでも顕著となりつつある。

形骸化し,内容のない学位は,無効化されるべきものであろうが,米国を中心とする学位発行ビジネスの影響を受け,日本ではどうにも修正できないような状況となってしまっている。

ただし,当の米国においては,実質的な能力主義があるので,形骸が形骸として影響を及ぼす範囲及びその実質的内容が日本とは異なっているという点には留意すべきだろう。そして,現時点においては,米国の大学ビジネスが更に大きく変容しようとしている。それは,留学生ビジネスの弊害が顕著なものとなってしまってきているからだ。かつてのように当該出身国を代表できるような極めて優秀なトップクラスの学生だけが米国の大学の留学生になっているわけではないという現実がある。

一般に,本来であれば,大学受験にしろ司法試験受験にしろ,受験予備校等に頼ることなく,趣味や個人的な生活のような自由な生き方を満喫し,受験対策のような特殊な訓練は基本的に受けていない者でありながら,真に目的とすべき試験だけは上位を獲得することのできるような者だけが受験者となるべきかもしれない。

しかし,現実にはそうなっていない。それは,特殊日本的な肩書・経歴・出身重視主義(=能力無視主義)のなせるわざである。

それは,日本国の社会の隅々にまで浸透してしまっているので,それを改善するための方法がない。

なぜならば,日本国においては,基本的な価値判断の尺度が,形骸化し弊害が著しくても,「権威は権威」だからだ。

そのパッケージだけが重要であり,その内容はどうでもよいのだ。

私は,そのような国家のあり方の淵源について,古代において導入された律令制にあると考えている。日本国は,現在でもなお,その意味における律令国家である。

一般に,日本国は,総体として,滅びの道を歩み続けている。

しかし,それは,日本国だけではない。

「人間が平等であるべきである」ということと,「個々の人間が現にもっている個別的な能力」とは相互に無関係であることを正しく理解すべきであろう。個人の個別的な能力は,当該個人の遺伝子によって確定されるものなので,教育や訓練によって得ることは不可能である。それでもなお,人間としては「等しく人間である」として法律上扱うことが平等原則の本質である。現実には個々の人間が平等に能力をもっているわけではないからこそ,理念としての平等原則が必要となるのだ。それは,理念(観念)の一種なのであり,事実そのものではない。

私自身は,過去の人生の中で,体育の科目については常に成績最下位のような状態だった。しかし,そのことが自分自身の健康と何らかの関係があると考えたことはないし,自分の仕事を遂行する上での能力と関係があると考えたこともない。無論,オリンピックに出場するような優れたスポーツ選手として活躍することに興味をもったことは全くないのだが,そうなるために生まれてきたのではないので,私の人生とは全く関係のないことだと考えている。

一般に,体育という科目は,現在でも必修科目とされているが,本来は,必修とされるべき科目ではない。好きな人だけがやれば良いのだ。特に,社会人入試による高齢の学生について,若者と同じ内容の体育を義務化することは,それ自体として完全にナンセンスなことである。

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2017年8月 2日 (水曜日)

クラッカー

以前からあるクラッカーと外見は同じものなのだが,ちょっとだけ異なる某社のクラッカーを食べた。

ちょっと脂っこい。バター風というよりも胡麻油風・・・しつこく油っぽさが口の中に残り,あまり良い商品ではなくなってしまっている。私は,私個人の趣味の問題として,後味の悪い食品を嫌う。

「変だ」と思って製造者の記載を読んでみたところ「韓国」と書いてあった。

韓国の人々にとってはきっと美味しい味付けなのだろうと思う。私は韓国人ではないので,本当はよくわからないのだが,以前,1度だけ韓国海苔というものを買って食べてみたところ,かなり強い胡麻油味だったので,そのように思った。

しかし,日本人の普通の味覚からすると,正直言って不味い。少なくとも,胡麻油風の味付けがしてあるので,「プレーンクラッカー」ではない。オードブル等の土台としても不適と思われる。壊してお菓子の素材にするのにも適していない。少なくとも,「プレーン」との表示は誤りだと考える。

その某社は,ちゃんと表示してあるので特に問題はないのだが,以前あった商品と同じものだろうと思いこむことが失敗の原因だったと思う。反省点が多い。

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Amazon Echoはハック可能?

下記の記事が出ている。

 This Amazon Echo hack can make your speaker spy on you, say security researchers
 ZDNet: August 1, 2017
 http://www.zdnet.com/article/this-amazon-echo-hack-can-make-your-speaker-spy-on-you-say-security-researchers/

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2017年8月 1日 (火曜日)

Shenzhen Neo Electronics製の監視カメラに重大な脆弱性

下記の記事が出ている。

 175,000 IoT cameras can be remotely hacked thanks to flaw, says security researcher
 ZDNet: July 31, 2017
 http://www.zdnet.com/article/175000-iot-cameras-can-be-remotely-hacked-thanks-to-flaw-says-security-researcher/

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夏井高人「欧州連合における個人データ保護の諸要素に関する考察」

下記の論説が刊行された。

 夏井高人
 欧州連合における個人データ保護の諸要素に関する考察
 法律論叢90巻1号79~125頁 
 2017年7月31日発行

目次構成は,下記のとおり。

***

1 はじめに
2 検討
2.1 Personal data
 (1) 「個人データ」の概念
 (2) 「要素」の概念
 (3) 「識別可能な個人」の概念
 (4) 「処理」による適用対象の限定
 (5) 小括
2.2 Free movement (or free flow) of such data
 (1) 「data」の意義
 (2) 「such」の意義
 (3) 「個人データの保護」と「free movement of such data」との関係
 (4) 小括
2.4 Consent
 (1) 定義
 (2) 同意を正当事由とする処理
 (3) 小括
2.5 Safeguards
 (1) 多重構造
 (2) 用例
 (3) 小括
2.6 Consistency
 (1) 公共の利益の保護における一貫性確保の要求
 (2) 監督の関与における一貫性
 (3) 例外措置の適用における一貫性
 (4) 権利の制限における一貫性
(5) 小括
3 まとめ

***

※ 法律論叢は,明治大学駿河台校舎の法学部事務室で購入することができる。

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