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2017年2月28日 (火曜日)

ドローン(無人航空機)による人身事故

下記の記事が出ている。

 ドローン墜落、作業員大けが…初の人身事故報告
 読売新聞:2017年2月28日
 http://www.yomiuri.co.jp/national/20170227-OYT1T50136.html

 Pilot of drone that struck woman at Pride Parade gets 30 days in jail
 Seatlle Times: February 24, 2017
 http://www.seattletimes.com/seattle-news/crime/pilot-of-drone-that-struck-woman-at-pride-parade-sentenced-to-30-days-in-jail/

 Drone crashes through window of 27th-floor NYC apartment
 CBS 46: February 27, 2017
 http://www.cbs46.com/story/34611636/drone-crashes-through-window-of-27th-floor-nyc-apartment

上記のシアトルタイムズの記事にある事件では拘禁刑30日の処罰となったようだ。

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Microsoft Edge/IEに重大なバグ?

下記の記事が出ている。

 Google reports “high-severity” bug in Edge/IE, no patch available
 ars technica: February 28, 2017
 https://arstechnica.com/security/2017/02/high-severity-vulnerability-in-edgeie-is-third-unpatched-msft-bug-this-month/

 Google's Project Zero reveals another Microsoft flaw
 Register: 27 February, 2017
 https://www.theregister.co.uk/2017/02/27/google_project_zero_reports_flaw_in_ie_edge/

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2017年2月27日 (月曜日)

米国:ニューヨークの国際空港のバックアップサーバにパスワードがかけられていなかったため、大量の機密データが外部に流出した疑い

下記の記事が出ている。

 Security lapse exposed New York airport's critical servers for a year
 ZDNet: February 24, 2017
 http://www.zdnet.com/article/unsecured-servers-at-new-york-airport-left-exposed-for-a-year/

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Miraiの容疑者とされる男が逮捕されたらしい

下記の記事が出ている。

 Suspect Arrested In Connection With Mirai Botnet
 DARK Reading: February 24, 2017
 http://www.darkreading.com/attacks-breaches/suspect-arrested-in-connection-with-mirai-botnet/d/d-id/1328259

 Brit arrested over Mirai botnet attack on Deutsche Telekom
 V3.UK: 23 February, 2017
 http://www.v3.co.uk/v3-uk/news/3005254/brit-arrested-over-mirai-botnet-attack-on-deutsche-telekom

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北朝鮮対韓国のサイバー戦?

下記の記事が出ている。

 South Korea targeted by cyberspies (again). Kim, got something to say?
 Register: 24 February, 2017
 https://www.theregister.co.uk/2017/02/24/south_korea_cyberspied_upon/

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2017年2月26日 (日曜日)

Adwindマルウェア

下記の記事が出ている。

 Adwind Malware Targets 1,500 Organizations from 100 Countries
 Softpedia: February 24, 2017
 http://news.softpedia.com/news/adwind-targets-1-500-organizations-from-100-countries-513290.shtml

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米国:Uber経営陣の基本姿勢に反対する訴訟や知的財産権侵害と関連する訴訟が多発か?

下記の記事が出ている。

 Uber's mess reaches beyond sexism - and Silicon Valley
 BBC: 25 February, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-39065526

 Uber in-house counsel under scrutiny after alleged harassment of female engineer
 Legal Week: February 22, 2017
 http://www.legalweek.com/sites/legalweek/2017/02/22/uber-in-house-counsel-under-scrutiny-after-alleged-harassment-of-female-engineer/?slreturn=20170125192723

 Google lawsuit could be a fatal setback for Uber's self-driving dreams
 Guardian: 25 February, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/feb/25/uber-google-lawsuit-self-driving-car-threat-anthony-levandowski

[追記:2017年3月12日]

関連記事を追加する。

 Google's self-driving car group tries to block Uber from using allegedly stolen tech
 Guardian: 10 March, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/mar/10/uber-google-self-driving-car-technology-waymo-lawsuit

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マイクロソフトをかたるフィッシングメール?

以前下記のような記事が出ていた。

 「OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています」、Microsoftをかたるフィッシングメールが出回る
 Internet Watch: 2017年1月12日
 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1038673.html

この記事にあるようなタイプのフィッシングメールが再び送信されるようになっているようだ。

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2017年2月25日 (土曜日)

Cloudflareのバグにより深刻な被害が発生?

下記の記事が出ている。

 Bug causes personal data leak, but no sign of hackers exploiting: Cloudflare
 REUTERS: February 24, 2017
 http://www.reuters.com/article/us-cyber-cloudflare-idUSKBN1630RT

 Cloudbleed: Big web brands leaked crypto keys, personal secrets thanks to Cloudflare bug
 Register: 24 Febryary, 2017
 https://www.theregister.co.uk/2017/02/24/cloudbleed_buffer_overflow_bug_spaffs_
personal_data/

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共同声明「柔軟性のある権利制限規定」の導入に向けて

下記のところに出ている。

 共同声明「柔軟性のある権利制限規定」の導入に向けて
 ―新たな時代のニーズに的確に対応した制度等の整備に関するワーキングチーム報告書をふまえて―
 2017年2月24日
 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~ip/20170224seimei.pdf

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ドローン(無人航空機)を用いたデータの盗み取りが可能?

下記の記事が出ている。

 Drones can steal data from infected PCs by spying on blinking LEDs
 Naked Security: 23 February, 2017
 https://nakedsecurity.sophos.com/2017/02/23/drones-can-steal-data-from-infected-pcs-by-spying-on-blinking-leds/

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2017年2月24日 (金曜日)

RSA: Kingslayer-A Supply Chain Attack

下記の記事が出ている。

 Kingslayer-A Supply Chain Attack
 RSA: February 13, 2017
 http://blogs.rsa.com/kingslayer-a-supply-chain-attack/

 How to Bury a Major Breach Notification
 Krebs on Security: February 21, 2017
 https://krebsonsecurity.com/2017/02/how-to-bury-a-major-breach-notification/

RSAのホワイトペーパーは下記のところにある。

 Kingslayer-A Supply Chain Attack: RSA Research
 RSA: February, 2017
 https://www.rsa.com/en-us/resources/kingslayer-a-supply-chain-attack

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2017年2月23日 (木曜日)

VerizonがYahoo買収をやめようとしない理由に関するワシントンポストの記事

下記の記事が出ている。

 Why Verizon is still buying Yahoo on sale, despite that epic security breach
 Washington Post: February 21, 2017
 https://www.washingtonpost.com/news/the-switch/wp/2017/02/21/why-verizon-is-still-buying-yahoo-on-sale-despite-that-epic-security-breach/

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サイバー犯罪者の闇市場が拡大を続けている?

下記の記事が出ている。

 A guided tour of the cybercrime underground
 BBC: 23 February, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-38755584

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2017年2月22日 (水曜日)

米国:ホスティングサイトは著作権侵害行為をしているWebサイトとの関係で法的責任を負わないとの判決

下記の記事が出ている。

 Court Decides Hosting Company Can't Be Held Liable for Copyright Infringement
 Softpedia: February 22, 2017
 http://news.softpedia.com/news/court-decides-hosting-company-can-t-be-held-liable-for-copyright-infringement-513182.shtml

判決は,下記のところにある。

 ALS Scan, Inc. v. Cloudflare, Inc., et al.
 https://torrentfreak.com/images/tentative-dismiss.pdf

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DomainMonsteがハックされたらしい

下記の記事が出ている。

 DomainMonster mash: Hundreds of websites vandalized after Brit web host server hacked
 Register: 22 February, 2017
 https://www.theregister.co.uk/2017/02/22/have_a_site_with_domainmonster_not_anymore/

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人間の生体脳とコンピュータとを接続する超高速インタフェイス

下記の記事が出ている。

 The end of the keyboard? Stanford team reveal high speed brain interface that lets the paralysed communicate
 Daily Mail: 21 February, 2017
 http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4246666/Stanford-team-develops-high-speed-brain-interface.html

人間の側が「主体」だと思いこんではならない。

インタフェイスは中立的なので,コンピュータ(AI)の側も主体となっている。

そのどちらが優位になるかは,その能力の優劣によって定まる。

自ずと結論は見えている。

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homeopathic teething products

下記の記事が出ている。

 Tragic FDA reports of sick babies reveal toll of homeopathic products
 ars technica: February 22, 2017
 https://arstechnica.com/science/2017/02/tragic-fda-reports-of-sick-babies-reveal-toll-of-homeopathic-products/

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2017年2月21日 (火曜日)

1400年前のピクト人の顔の復元研究

下記の記事が出ている。

 Face of a Pictish Male Who was Violently Murdered 1,400-Years-Ago is Reconstructed in Incredible Detail
 Ancient Origins: 19 February, 2017
 http://www.ancient-origins.net/news-history-archaeology/face-pictish-male-who-was-violently-murdered-1400-years-ago-reconstructed-021233

 Facial reconstruction made of 'brutally-killed' Pictish man
 BBC: 17 February, 2017
 http://www.bbc.com/news/uk-scotland-tayside-central-39002843

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自撮り規制条例?

未成年者に対して自撮りの裸体写真の提供を求める行為を処罰することができないとして,条例による規制が検討されているようだ。

しかし,問題となるような事例の大部分は,児童ポルノ法違反に該当し得るのではないだろうか?

また,事案にもよるが,少年法で対処できる部分が少なくない。

既存の法令の解釈・適用を丁寧に検討する努力を怠ると,やたら刑罰法令が増えてしまって収拾がつかないような事態が発生する。

そのほうがよほど問題なのではないかと思う。

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中古のコネクテドカーは非常に危険?

下記の記事が出ている。

 Connected car in the second-hand lot? Don't buy it if you're not hack-savvy
 Register: 20 February, 2017
 https://www.theregister.co.uk/2017/02/20/connected_car_in_the_secondhand_lot_dont_
buy_it_if_youre_not_hacksavvy/

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TeamSpy

下記の記事が出ている。

 New TeamSpy Malware Campaign Turns TeamViewer into Spy Tool
 Softpedia: February 20, 2017
 http://news.softpedia.com/news/new-teamspy-malware-campaign-turns-teamviewer-into-spy-tool-513115.shtml

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PCのマイクのハッキング

下記の記事が出ている。

 Hackers who took control of PC microphones siphon >600 GB from 70 targets
 ars technica: February 21, 2017
 https://arstechnica.com/security/2017/02/hackers-who-took-control-of-pc-microphones-siphon-600-gb-from-70-targets/

この問題は結構以前から指摘されてきたもので,現実にそのような事態が世界規模で発生し続けているものと推定される。

そもそもPCにマイクとカメラが附属していることがおかしい。しかも,ソフトウェアによってその機能を完全にオフにすることが難しい場合が珍しくない。

このような場合,そのようなマイクやカメラを附属させたPCを製造・出荷している企業は,過失または未必の故意(概括的故意)による共同不法行為責任を負うことがあり得ると考える。そのようなマイクやカメラが存在することを必須の前提としてPCの機能を設計する開発者も同様に過失または未必の故意(概括的故意)による共同不法行為責任を負うことがあり得る。この場合、製造物責任法に基づく開発危険の抗弁を主張をすることが許されない。

その損害賠償責任を免れるためには,原則として,マイク及びカメラの附属しないPCを製造・出荷するのが正しい経営判断であると言える。

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2017年2月20日 (月曜日)

弓削道鏡ゆかりの由義寺の遺構?

下記の記事が出ている。

 基壇跡発見、由義寺の塔遺構とほぼ断定
 毎日新聞:2017年2月9日
 http://mainichi.jp/articles/20170209/k00/00e/040/268000c

平家物語以来,日本では悪人の典型とされている。

しかし,そうだろうか?

平家物語の冒頭にある「秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山」もまた同じ。

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AI(人工知能)は凶暴化する?

下記の記事が出ている。

 人工知能はゲームに負けそうになると「凶暴」になる:研究結果
 Wired: 2017年2月14日
 http://wired.jp/2017/02/14/deepmind-ai-social-impact/

私に言わせれば,こんなことは最初から明らかなことだと思う。それが明らかでない人々というのは,要するに,数学だけ勉強して哲学を全く学んでいない人々だと断定して良い。私は,1997年に刊行した『ネットワーク社会の文化と法』(日本評論社)の中で,「生存権」の問題としてこの問題をとりあげた。そして,「艸」論文の中では,「カルネアデスの板」の問題として別の側面から私見を述べた。

上記の記事の中で解決策として掲げられている「協調」は,実際には無理だ。それは,アダムスミスの古典的な経済学によって既に明らかにされていることであり,また,生態学の基本(例:アリジゴクのテリトリー獲得実験)を知っていれば,やはり無理だということを理解することができる。野生生物の世界でもそうなのだが,人間の社会においては「欲望」という要素があり,生物種としての生存のために必要な限度を超えた需要が常に存在するから、供給が需要を満たすということが常にあり得ない(←仏教における「カルマ」の考え方は,そのような人間理解を前提とするものだと自己流に解釈している。)。それゆえ,理論的には「協調」は無理なことだということを理解しないのは,要するに,基礎的な教養がないからに他ならない。

私見としては,一般教養を十分に積んでいない研究者は,人工知能の研究から斥けるべきだと考えている。特に,純粋に数学しか勉強していない者は,人工知能研究の従事を厳禁とすべきだろう。

(余談2)

完全に自律的な(autonomous)人工知能システムによって制御される自動走行自動車では,自己学習により,例えば,人間のドライバーが駐車スペースが十分でない場合には自車を前後に少し走行させて前後の車両にぶつけ,無理やりスペースを空けるような行動も学習することだろう。そのような行動は,日本国内ではあまり見かけることがないが,諸外国では比較的普通にみられる。そうやって,自己の有利なポジションを物理的に獲得する手法を学んだ人工知能システムは,更に優位なポジションを得るための手法を獲得し続けることだろう。これも攻撃的なAIの例と言える。

それを防ぐために,法令順守による制御を組み込むことは誰でも考えることだ。しかし,法令遵守を確保しようとすると,実は社会が壊れるということを既に論説に書いてきたし,新たな論説も書いた。近日中に刊行されることになるだろう。

この問題は,実は,製造物責任における開発危険の抗弁と密接な関連性を有する。完全に自律的なAIでは,そのような凶暴性または攻撃性を自動学習する可能性がある以上,開発者は,その危険性があることを承知でその応用製品を社会に提供することになるので,結果を予見できなかったとの主張をすることが許されない。全ての結果について,常に,全部責任を負うべきだと考える。

このような簡単なことを理解できない法学者も存在するが,私見によれば,それもまた無教養または基礎的な知識の欠如のなせるわざだと理解している。

それゆえ,AIに関する研究は,実験室または研究室内だけにとどめるべきものであり,現実の社会の中で応用してはならないのだ。このことも何度も主張してきたことだ。

(余談3)

同じ理系学部に進む学生の中の中でも,小さい頃にファーブル昆虫記に夢中になって全て精読・読破した経験を有する者とそうでない者との差は歴然としていると考える。

ファーブルはダーウィンの親友として知られる。双方の哲学には異なる部分がある。しかし,両者とも天才の一種だったと考えられる。そして,両者とも,当時の古びたままで膠着したようなガチガチの頭の「通説」の偉い学者たちの中で孤立していた。しかし,天才と天才との間には,普通の人にはわからない何か共有できるものがあったのに違いない。それゆえに,彼らは公式の学術組織からの無視や偉い学者達からの偏見を無視し,孤立を気にせず,自ら信ずるところに従って偉大な業績を築き上げることができたのだと思う。

一般に,通説または権威をもって自認するタイプの学術組織は,古典芸能保存団体のようなもので,何か新しいものを生み出すことのできる組織ではない。その意味で,社会にとって非常に有害な存在である場合がある。純然たる古典芸能保存団体は,それが存在し活動を維持しているというだけで大きな社会的な意義と効用がある。しかし,学術団体は,古典芸能を固守するための組織であってはならない。

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旅客機の乗客座席背面からテレビがなくなる?

下記の記事が出ている。

 Airlines Phasing Out Screens Because You Are All on Your Devices
 New York Times: February 16, 2017
 https://www.nytimes.com/2017/02/16/business/streaming-flights-movies.html

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2017年2月19日 (日曜日)

ランサムウェアの75%はロシア製?

下記の記事が出ている。

 Three Quarters of All Ransomware Signed by Russian Speakers
 Softpedia: February 17, 2017
 http://news.softpedia.com/news/three-quarters-of-all-ransomware-signed-by-russian-speakers-513050.shtml

 Ransomware Growth Fueled By Russian-Speaking Cybercriminals
 DARK Reading: February 16, 2017
 http://www.darkreading.com/attacks-breaches/ransomware-growth-fueled-by-russian-speaking-cybercriminals/d/d-id/1328188

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季刊考古学138号 特集:弥生文化のはじまり

帰宅途中の電車の中で下記の雑誌を読んだ。

 季刊考古学138号 
 ISBN: 9784639024606
 http://www.yuzankaku.co.jp/products/detail.php?product_id=8334

古代に興味のある人であれば誰でも興味津々の話題だと思う。

どの論説も非常に参考になるもので,とても勉強になった。参考文献としてあげられている専門文献等を更に読んで勉強を深めようと思う。

(余談)

従来のような「全部朝鮮からの渡来人」のような単純過ぎ,かつ,特に明確な客観的な裏付けのない考え方は100%否定される・・・というのが現在の学術上の到達点だと考えるし,考古学の成果を前提とする限り,この結論が変更されることはあり得ないと思う。

私見では,古代の日本列島には現在のサモアの人々と同じような文化圏が土台にあり,そこにベトナム中部~中国南西部経由でわたってきた青銅器文化をもつ人々が支配階級として乗っかり,更に後代になって,鉄器文化をもった北方系の人々が朝鮮半島を通り過ぎて一気に南下してきたと考えるのが妥当ではないかと思う。しかも,青銅器文化は東アジアで独自に発展したものというよりも現在の中欧~東欧~北欧を含め,ユーラシア全体の大きな流れの中で理解すべきものだと考えている。特に中央アジアのバクトリアとその周辺の諸族との関係については,先入観や固定観念のようなものを全て排除して素直な目で見直すべきであると考えるし,考古学ベースの歴史学では既にそのような傾向を濃厚に示すようになってきている。

現代社会に形成された歪んだ民族主義のようなものは,遺伝子学上でも考古学上でも全く支持されないので,これまた廃棄されなければならない。「民族など存在しない」という前提で,生態学の知見を応用し,それぞれの環境に適応するために生活習慣や言語習慣等が細かく分化し,特化したものとなって,それが「民族」だと錯覚されてしまったまま今日に至っていると考えるのが妥当だと思う。客観的な種としての民族は存在せず,一定の文化現象だけが存在していると理解するのが正しい。

ダーウィンの理論の正しい理解によれば,環境に適応した最適化に向けて生物種が進化すると,個々の環境の相違に対応して種々様々な分化と多様化が発生するのが当然であり,「ある特定の社会システムに向けて単一的に最適化するように進化する」といったような唯物史観的な考え方が成立する余地は全くない。事実,生態学における研究成果は,本来の意味でのダーウィンの見解を支持するもので,単一的に最適化することはあり得ないという結果を明確に証明している。それを無理に(人為的に)単一的に最適化させようとすれば,「多様性」というフェールセーフ機能が損なわれてしまう結果,種としての人類は滅びることになる。

良いことも悪いことも,特定の環境条件の下での評価に過ぎないので,環境条件が変化すれば良いことと悪いことの判断基準も大きく変動することになる。その意味で,種々雑多な人々が日々いがみあいながら暮らすことのできる社会が最も幸福度の高い社会だということになるのではないかと思う。

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ゼミ生の投稿論文が優秀賞

私のゼミでは,ゼミ生に論文を書かせ,雑誌に投稿することを義務づけている。卒業論文の代わりになる論文を共同で作成させるということを目的としている。

楽して卒業してもろくなことがないので,苦労しても学生の間に学べることは学んだほうが良いと考えているし,自分の考えをまとめて文章にする訓練もさせておいたほうが良いと考えている。

学生達は,前期(春期)に各自で研究した成果をまとめたレポートをもとに,後期(秋期)では1本の論文にまとめなおすという共同作業をし,それを通じて,社会に出てからの共同作業のための練習をする。

私は,指導教員として,内容に不満足な点があっても口出ししたり添削したりは一切せず,よりよく考えるためには何を調べ,何を読むべきかについてアドバイスだけ提供するという方針でやってきた。

2016年度の投稿の審査結果について本日の教授会で報告があり,ゼミ生の投稿論文が優秀賞に選ばれたことを知った。

学生たちの研究成果を認めてもらうことができ,私の責任を果たすことができた。素直に嬉しい。

  自動車の自動運転に関する法的問題-製造物責任の観点から-
  唐亀侑久(ゼミ長)
  井上優哉
  馬場健志郎
  須藤美有(春期のみ・秋期はスウェーデン留学)

この論文は,法学会誌に掲載される予定。

(余談)

優秀賞を受賞すると,副賞として一定の金員が授与される。

その資金は,大澤芳秋氏という篤志家の方からの寄付金によっている。何ともありがたいことだと思う。

入賞し,賞金を受けることについて,学生達の努力と事情を知らない人々からは「賞金で宴会でもやるのか」とからかわれることがある。

しかし,この賞金は,学生が受領すべきもので,私はただの1円ももらっていない。

事情を全く知らないのに,一体どういう神経をしているのか,自分の著しく低劣なレベルで他人を評価してほしくないと思うのだが,人間関係を重視し,「この金額では,銀座で豪遊は絶対に無理です」と言って笑って済ませることにしている。

しかし,今回の学生は,内外の文献を調べるために,受賞により得る金額よりもはるかに高額の支出を既にしている。

「本当に学問をしたいのであれば,身銭をきっても学問をする」というのが学問の本来の姿なのだが,学生にそれを強いてしまっているのは私の資金不足によるものなので,学生にはすまないと思っている。

そういう事情があるので,受賞により得る賞金を考えても,今回の論文作成の収支決算は,明らかに大幅な赤字になっていると私は評価している。

その学生達の経済的な負担は,受賞という名誉によって購われたことになるだろう。

どの学生も協力してこの論文を仕上げたのだが,特にリーダーとして頑張り続けた学生は,非常に成績優秀であり,かなり著名な良い企業に就職が決まっている。きっと,その企業において,大いに活躍してくれることだろうと思う。

受賞した論文の内容や論理の運びかたについては,私なりの意見がある。私のレベルで評価すれば,資料の選択や内容の理解等に問題がないわけではない。もし私が同じテーマで論文を書いたとすれば,かなり様子の異なるものとなったことだろう。

しかし,そういうことはどうでもよいことだ。

私は,学生の自主性を尊重する。

学生が自分で必死になって調べ,考え,大学生としてやることのできるベストを尽くしたのだから,それだけで十分に立派なことだと思う。

今回受賞した学生達が更に精進と研鑽を重ね,満足すべき人生を自分の手で掴むことを心から祈る。

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バイオテロリズム

下記のビデオ記事が出ている。

 Bio-terrorism could kill 30 million people in a year, says Bill Gates – video
 Guardian: 18 February, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/video/2017/feb/18/bio-terrorism-could-kill-30-million-people-in-a-year-says-bill-gates-video

この問題については,既に「サイバー犯罪の研究」の中でも何度か触れてきたし,その危険性について警告してきた。しかし,その防止のためには,世界規模での医薬品企業に対する大幅な制約・規制を伴うことが不可避なので,どの政府も公式には何らの対処もしないし,今後も何もしないと思われる。

「世の中,錢や!」という価値観が支配的である以上,どうにもならない。

また,このバイオの問題は,サイバネティクス法としてのサイバー法の重要な構成要素となっている。このことも既に何度も力説してきたことだ。しかし,それを理解する法学研究者が非常に乏しいというのが現状のようだし,そのような状況は今後も変わらないだろう。

単純に,「これまで学んできたことの大部分は,実は何の根拠もない夢想または願望または期待のようなものに過ぎないのであり,法学としては無意味だった」と認め,過去に授与された学位や名誉や権威等を全部ゼロにリセットした上で,新たに基礎から勉強しなおすだけで済むことなのだけれども,それができない。

法学以外の分野においても,基本的には全部同じだ。

だから,人類は,悲惨な未来を避けることができない。

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2017年2月18日 (土曜日)

考古学ジャーナル 2017年2月号(694号)

三省堂本店で下記の雑誌を購入して読んだ。

 考古学ジャーナル 2017年2月号(694号)
 特集:食文化と考古学-縄文時代の動物遺体-
 http://www.hokuryukan-ns.co.jp/magazines/07journal/j2017_02.html

日本国の動植物に関する具体的な記述の中で最も古い記述は『魏志倭人伝』の中にある。しかし,文字しかない。そのため,従来の学者の多くは,現代の山野でみつけることのできる動植物等を前提にものごとを考えてきた。やむを得ない面はある。

しかし,近年の考古学における解析技術の発展にはすさまじいものがあり,これまでよくわからなかったことが続々と解明され続けている。

今回の考古学ジャーナルの特集記事も,そういう意味で非常に貴重なものの一つと言えるだろうと思う。

雑感としては,日本の哺乳動物に関する限り,その多くが外から繁殖目的で移入されたものが野生化したものではないかとの感を強めた。

動物だけではなく,植物もそうだ。

日本では,人里付近にしか棲息しない動植物がやけに多すぎる。

そういうものを「野生動植物」として法的に保護すること,特に刑罰で処罰することは,憲法違反に該当し得る。強いて言えば,動物愛護法の適用の可否が問題となるのであって,自然保護とは無関係のことだ。

文系・理系を問わず,これまでの通説や先入観のようなものを全部捨て,科学的に証明可能なものを確定し,そうでないものはあくまでも推論として立論するという科学的な立場を重視すべきだろう。少なくとも,特定の政治的イデオロギーによって学術全体をゆがめてきたこれまでの姿勢は完全に改められなければならない。これまた時代のなせるわざとでもいうべきものではあるが,間違いは間違いとして認める潔い態度がなければ,学術であるとは言えない。

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「信頼」は脆弱性要素?

下記の記事が出ている。

 Australia's culture of trust is leaving the country vulnerable: Kaspersky Lab
 ZDNet: February 17, 2017
 http://www.zdnet.com/article/australias-culture-of-trust-is-leaving-the-country-vulnerable-kaspersky-lab/

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コネクテドカーに新たな脆弱性が見つかる

下記の記事が出ている。

 Researchers discover security problems under the hood of automobile apps
 ars technica: February 18, 2017
 https://arstechnica.com/security/2017/02/android-connected-car-apps-could-give-up-the-keys-to-criminals/

問題のあるシステムは,自動車という1個の製造物の一部を構成するものなので,当該自動車の製造会社が全ての責任を完全に負う。

人間の利用者が自己の判断に基づく責任で自動車を運転する世界では,自動車の製造会社とその利用者(運転者)との間の責任の分界点のようなものが存在する。しかし,完全に自動化された自動車に関してはそのような分界点は存在せず,製造会社だけが100%の責任を負う。

今後は,マイクロソフトとシマンテックを合わせた業務と同等かそれ以上の分量と質のセキュリティ業務を負担することのできる企業でなければ,この種の製造物の製造・販売をすることが難しくなることだろう。日々,製造物である自動車内に組み込まれた全ての電子装置とソフトウェアに対するセキュリティチェックとセキュリティ更新が必要となり,かつ,セキュリティチェックとセキュリティ更新が実行されている間は当該自動車が発進しないように機械的なロックをかける仕組みも必要となる。

結局のところ,完全に自動化された自動車を提供することは,自動車の製造会社のリスクを極限また高めることになる。このような場合,保険会社は,保険契約者が単数またはごく少数の自動車製造会社だけになってしまうので,保険契約としても責任・負担の分散を図ることができなくなる。つまり,保険契約が成立しなくなる。

それゆえ,その経営判断は,全体として,完全な失策ということになるのだろうと思う。責任が自己以外に分散されるように経営判断を行わなければならない。

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2017年2月17日 (金曜日)

藤瀨禎博『九州の銅鐸工房 安永田遺跡』

大学からの帰路,電車の中で下記の書籍を読んだ。

 藤瀨禎博
 九州の銅鐸工房 安永田遺跡
 新泉社(2016/12/10)
 ISBN-13: 978-4787716347

非常に読みやすく,必要なことが全て書いてあって,とても勉強になった(ただし、銅剣に関しては、朝鮮半島からやってきたのではなく,日本列島から朝鮮半島に渡ったという可能性も検討すべきだと考える。)。

表紙にも用いられている銅鐸(鋳型からの復元品)の紋様には特に注目したい。

上方にある人の顔のようなものは,饕餮(とうてつ)だろうと思う。

その表情は、三星堆遺跡(中国四川省)から出土した青銅像の造形と酷似しているように思う。

下の左側にあるトンボのようなものは,実は龍であると思われる。青龍だろう。

トンボのヤゴは,龍と同じく水辺に棲み,その姿と獰猛な生態はまさに龍だ。そして,成長すると羽化して天に昇る。オニヤンマの悠然たる飛行の姿を知っている人であれば,まさに昆虫の龍に相応しいということを納得できるのではないかと思う。

豊葦原千五百秋瑞穂國の瑞穂については諸説あり,私見もあるが,仮にこれをトンボのことだと解するとすれば,本当は青龍の自負があるけれども日本書紀編纂当時の中国(唐)との関係では東夷として行動しなければならなかったため,「瑞穂」とへりくだった表現を採用したのかもしれないとも考えられる。

下の真ん中にある水鳥のようなものは,朱雀であると考えられる。

下の右側にある亀は,玄武であると考えられる。

上のほうにある饕餮(とうてつ)は,おそらく白虎が四神獣の中で最も強く真の王者であるということを示すのではないかと考える。

饕餮(とうてつ)が白虎を兼ねているとの仮説が正しいとすれば,当時の支配者は,西方からやってきたことになると考えることができる。

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夏井高人「EUの行政機関に適用される個人データ保護規則における基本概念-個人データ保護条約及びEU一般個人データ保護規則との関係を含めて-」

下記の論説が刊行された。

 夏井高人
 EUの行政機関に適用される個人データ保護規則における基本概念
 -個人データ保護条約及びEU一般個人データ保護規則との関係を含めて-
 法律論叢89巻2・3号181~245頁

目次構成は,下記のとおり。

 1 はじめに
 2 欧州連合(EU)における個人データ保護法制の基本的な枠組み
 2.1 保護法益
 2.1.1 プライバシーの権利
 2.1.2 情報の自由
 2.1.3 個人データの侵害
 2.1.4 矛盾と解決策
 2.2 法的枠組み
 2.2.1 個人データ保護条約ETS No.108及び追加議定書ETS No.181
 2.2.2 個人データ保護指令95/46/EC
 2.2.3 行政機関個人データ保護規則(EC) No 45/2001
 2.2.4 一般個人データ保護規則(EU) 2016/679
 2.2.5 ネットワーク及び情報システムの安全性に関する指令(EU) 2016/1148
 2.2.6 欧州における個人データ保護のための法制度全体の関係
 2.3 行政機関個人データ保護規則への反映
 3 個人データ保護の基本原則
 3.1 原則
 3.1.1 欧州評議会閣僚委員会の決議
 3.1.2 個人データ保護条約ETS No.108第5条
 3.1.3 個人データ保護指令95/46/EC第6条
 3.1.4 行政機関個人データ保護規則No 45/2001第4条
 3.2 データ主体の権利
 3.2.1 個人データに関する情報へのアクセスの権利
 3.2.2 個人データの訂正を求める権利
 3.2.3 個人データの処理の停止を求める権利
 3.2.4 個人データの削除を求める権利
 4 権利の制限
 5 第三国への個人データの移転
 6 データ主体の情報の自由(可搬性)
 7 まとめ

なお,法律論叢は,明治大学法学部の事務室で購入することができる。

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次世代の太陽光発電技術

下記の記事が出ている。

 The future of solar power technology is bright
 ars technica: February 16, 2017
 https://arstechnica.com/science/2017/02/for-a-brighter-future-science-looks-to-re-energize-the-common-solar-cell/

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2017年2月16日 (木曜日)

米国:大統領対諜報機関?

下記の記事が出ている。

 White House Plans to Have Trump Ally Review Intelligence Agencies
 New York Times: February 15, 2017
 https://www.nytimes.com/2017/02/15/us/politics/trump-intelligence-agencies-stephen-feinberg.html

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Microsoftが定例のWindows更新の提供を遅延中?

下記の記事が出ている。

 Microsoft's February Patch Tuesday patches are not going to arrive until Tuesday March 14, officials confirm, while providing no reasons for the delay.
 ZDNet: February 16, 2017
 http://www.zdnet.com/article/microsoft-to-delay-its-february-patches-to-march-14/

 Microsoft’s February Security Updates to Launch in March
 Softpedia: February 16, 2017
 http://news.softpedia.com/news/microsoft-s-february-security-updates-to-launch-in-march-512990.shtml

[追記:2017年2月19日]

関連記事を追加する。

 Microsoft's decision to scrap February security updates unnerves patch experts
 CIO: February 17, 2017
 http://www.cio.com/article/3171658/windows/microsofts-decision-to-scrap-february-security-updates-unnerves-patch-experts.html

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2015年及び2016年にYahooから奪われた莫大な数の利用者アカウント情報の悪用についてYahooが新たな警告

下記の記事が出ている。

 Yahoo issues new warning of potentially malicious activity on accounts
 Guardian: 15 February, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/feb/15/yahoo-hack-warning-user-data-2015-2016

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英国:公的な個人識別システムに深刻な不安要因?

下記の記事が出ている。

 Whitehall’s identity crisis: HMRC and Verify
 BBC: 15 February, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-38979144

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2017年2月15日 (水曜日)

遺伝子治療が本格化

下記の記事が出ている。

 Genome-edited humans get green light from expert panel
 ars technica: February, 2017
 https://arstechnica.com/science/2017/02/science-experts-endorse-genetically-editing-humans/

軍事及び諜報活動においては平時の倫理基準など全く適用されない。

その結果,このような技術の開発により,兵士のサイボーグ化またはミュータント化が急速に進むことになると予測される。通常の人間は決して勝つことができないので,オリンピックの優勝者も全てそのようなサイボーグやミュータントによって占拠されることになり,普通の人間が存在する意味が喪失することになる。おそらく,政治家や官僚や裁判官や企業経営者もそのようなものとなることだろう。

「人間の尊厳」を議論することそれ自体がその意味を失ってしまった。

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消費者庁:日本サプリメントに対して措置命令

消費者庁のサイトで,下記のとおりに公示されている。

 日本サプリメント株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令及び特定保健用食品等に関する景品表示法の取組について
 消費者庁:平成29年2月14日
 http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_170214_
0001.pdf

消費者庁が昨年行った調査の結果では,他の関連事業者には特に問題が発見されなかったとされている。しかし,私は,その調査手法に欠陥があったという事実を認識している。

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2017年2月14日 (火曜日)

海洋を漂うゴミはどこからどこへ流れていくのか?

下記の記事が出ている。

 The shocking graphics that reveal the 'garbage patches' in oceans around the world
 Daily Mail: 13 February, 2017
 http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4221476/Shocking-graphics-reveal-garbage-patches-oceans.html

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WhatsAppに新たな脆弱性?

下記の記事が出ている。

 As WhatsApp becomes latest victim, are any messaging apps truly secure?
 Guardian: 14 February, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/jan/14/whatsapp-vulnerability-secure-messaging-apps

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2017年2月13日 (月曜日)

政府はどうしてサイバー攻撃者に勝てないのか?

下記の記事が出ている。

 Ex-FBI man spills on why hackers are winning the security game
 Register: 12 February, 2017
 https://www.theregister.co.uk/2017/02/12/b_sides_sfo_security_is_broken_
says_taniums_jason_truppi/

こういう意見は理解できるし,それはそうなのだが,そもそも勝てないというのが正しい答えなのだと思う。

どうしても勝ちたいときは,潜在的攻撃者を予め完全にジェノサイドしてしまい,一切の攻撃が成立しないようにしてしまうしかない。

しかし,それはできない。

その結果,「電子機器を使わない」というオプションだけが残る。

電子的な攻撃の対象が物理的に存在しなければ攻撃のしようもないからだ。

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American Spies

下記の記事で紹介されていた。

 American Spies: how we got to age of mass surveillance without even trying
 ars technica: February, 2017
 https://arstechnica.com/tech-policy/2017/02/american-spies-how-we-got-to-age-of-mass-surveillance-without-even-trying/

Amazonのサイトで検索してみたところ,まだ発売されていないようで,予約受付中になっていたので,早速予約することにした。

研究費が枯渇していて苦しいのだが,どうにか頑張るしかない。

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2017年2月12日 (日曜日)

労働のロボット化が更に進行している?

下記の記事が出ている。

 How being replaced by a machine turned this graphic artist into an activist
 ars technica: February, 2017
 https://arstechnica.com/business/2017/02/how-being-replaced-by-a-machine-turned-this-graphic-artist-into-an-activist/

[追記:2017年2月27日]

関連記事を追加する。

 Facing the robotic revolution
 BBC: 20 February, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-39028030

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2017年2月11日 (土曜日)

FDA:toothless dragonsがいっぱい

下記の記事が出ている。

 FDA one of many 'toothless dragons' with no will to tackle medical device security
 ZDNet: February 10, 2017
 http://www.zdnet.com/article/fda-one-of-many-toothless-dragons-in-medical-device-security-realm/

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2017年2月10日 (金曜日)

米国:TSAの行動監視システムは無意味であるとして,ACLUが批判

下記の記事が出ている。

 TSA knows its airport behavior detection program is ineffective
 ars technica: February 10, 2017
 https://arstechnica.com/tech-policy/2017/02/tsa-knows-its-airport-behavior-detection-program-is-ineffective/

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生体脳ハッキングが更に高度化?

下記の記事が出ている。

 The race to hack our brain, and save humanity could get a little more interesting next month
 News.com AU: January 27, 2017
 http://www.news.com.au/technology/science/evolution/the-race-to-hack-our-brain-and-save-humanity-could-get-a-little-more-interesting-next-month/news-story/b448ff9bc5be9f4e90a26d586c979040

 In not-too-distant future, brain hackers could steal your deepest secrets
 ars technica: February 1, 2017
 https://arstechnica.com/security/2017/01/in-not-too-distant-future-brain-hackers-could-steal-your-deepest-secrets/

そう遠くない将来,「自由意思は証明できない」という時代が確実にやってくる。

法哲学及び法解釈学は,根本的なところで全面入れ替えをしなければならない。

人類の過去の文化的・思想的な遺産が全て反故にされる時代が到来するのだ。

(余談的例題)

1 人間の自由意思を前提とする「創作」という概念抜きで著作法を維持することは可能か?

2 人間の自由意思を前提とする「発明」という概念抜きで特許法を維持することは可能か?

上記の余談的例題は,実は,AIとの関係では現実に目の前にある法解釈論の一部だ。

この例題をきちんと読んで考えればすぐに理解できるように,従来の通説が立脚していたほぼ全ての法哲学的基盤が消滅しつつあるということを正しく認識し理解することが大事だと考える。

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2017年2月 9日 (木曜日)

鈴木 滋「米国自由法―米国における通信監視活動と人権への配慮―」など

下記の論説を読んだ。とても勉強になった。

 米国自由法―米国における通信監視活動と人権への配慮―
 国立国会図書館調査及び立法考査局
 海外立法情報課長 鈴木 滋
 外国の立法267号6~17頁 (2016)
 http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_9914660_po_02670003.pdf?contentNo=1

 【アメリカ】情報自由法(FOIA)の改正案
 海外立法情報課長  鈴木 滋
 外国の立法267-1号2~3頁 (2016)
 http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_9929053_po_02670101.pdf?contentNo=1

スノーデン事件が法制度及びその運用に対して与えた影響に関して正面から書いている学術論文はそんなに多くない。貴重だと思う。

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不調

風邪をひいてしまったらしく,昨日は布団の中,本日はとにかく穏やかに過ごした。明日,外出しないで静養していればどうにか回復するだろうと思う。

加齢には勝てない(苦笑)

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2017年2月 7日 (火曜日)

HP, Brother, Epson, Canon, Lexmark, Minolta等のプリンタにスタックオーバーフローの脆弱性?

下記の記事が出ている。

 Hacker briefly hijacks insecure printers
 BBC: 6 February, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-38879671

 Thousands of printers hacked across the globe after critical flaw exposed
 Techradar: February 6, 2017
 http://www.techradar.com/news/thousands-of-printers-hacked-across-the-globe-after-critical-flaw-exposed

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インダス文明の盛衰は大規模気象変動と関係している?

下記の記事が出ている。

 Dramatic new discoveries illuminate the lost Indus civilization
 ars technnica: February 7, 2017
 https://arstechnica.com/science/2017/02/dramatic-new-discoveries-illuminate-the-lost-indus-civilization/

(余談)

いつも書くことだが,従来の歴史学の大半は,過去においても現在と同じ平均気温と平均湿度と同じ気候だったことを当然の前提にしている。

文学でも同じだ。現在と同じ花が咲き,鳥が囀っていたということを当然の前提としている。

しかし,考古学や古気象学の裏付けなしにそのような前提を採用することは間違っている。

自然環境は常に変化しており,将来どうなるかを予測することなど誰にもできない。

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2017年2月 6日 (月曜日)

2015年にPoliceOne.comがハックされ,その際に奪われた71万人余の警察官の個人データが闇サイトで売買されているらしい

下記の記事が出ている。

 Hacked police forum accounts for sale on the dark web
 ZDNet: February 3, 2017
 http://www.zdnet.com/article/police-forum-hacked-thousands-of-records-for-sale-on-dark-web/

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2017年2月 5日 (日曜日)

Microsoft Windoewsに重大なバグ?

下記の記事が出ている。

 New SMB bug: How to crash Windows system with a 'link of death'
 Register: 4 February, 2017
 https://www.theregister.co.uk/2017/02/04/windows_flaw_adds_crashing_as_a_service/

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2017年2月 4日 (土曜日)

中国のサイバースパイはロシアに目を向けている?

下記の記事が出ている。

 Chinese hackers switch tactics for spying on Russian jet makers
 Register: 3 February, 2017
 https://www.theregister.co.uk/2017/02/03/china_russia_aerospace_apt/

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ロシア対西側民主主義社会というサイバー戦の構図?

下記の記事が出ている。

 Nato must defend western democracy against Russian hacking, say Fallon
 Guardian: 3 February, 2017
 https://www.theguardian.com/technology/2017/feb/02/nato-must-do-more-to-counter-russias-cyber-weaponry-says-fallon

 UK defence secretary: Russian hacks are destabilising Western democracy
 Register: February 3, 2017
 https://www.theregister.co.uk/2017/02/03/k_defense_secretary_warns_over_russian_
cyberattacks/

私自身はもうちょっと違ったものの見方をしているのだが,結論めいたことは控えることにする。なにしろ何千年も続いてきたことだし・・・

[追記:2017年2月27日]

関連記事を追加する。

 Russian military admits significant cyber-war effort
 BBC: 23 February, 2017
 http://www.bbc.com/news/world-europe-39062663

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2017年2月 3日 (金曜日)

米国:ペンタゴンのシステムは容易にハック可能?

下記の記事が出ている。

 Security flaws in Pentagon systems 'easily' exploited by hackers
 ZDNet: February 1, 2017
 http://www.zdnet.com/article/pentagon-system-flaws-likely-under-attack-by-foreign-hackers/

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IoTボットネットに対するGoogleの闘い

下記の記事が出ている。

 How Google fought back against a crippling IoT-powered botnet and won
 ars technica: February 3, 2017
 https://arstechnica.com/security/2017/02/how-google-fought-back-against-a-crippling-iot-powered-botnet-and-won/

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妙なものを見た

本日の午前3時40分頃のことだ。

近所のコンビニまで飲み物を買いに出かけたところ,夜空に青白く光る火球様の大きなものが落下するのが見えた。

隕石ではなさそうで,ややふらふらしながら落下している。某国からのバルーンのようなものが燃えて落下したのかもしれない。

目測なので不確かなのだけれども,方向としては,龍ヶ崎市の上空のあたりのように見えた。

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2017年2月 2日 (木曜日)

警察庁:平成28年の特殊詐欺認知・検挙状況等について

警察庁のサイトで,下記の資料が公表されている。

 平成28年の特殊詐欺認知・検挙状況等について
 警察庁:2017年2月2日
 https://www.npa.go.jp/pressrelease/2017/02/20170202_02.html

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仮想現実(VR)ヘッドセットの営業秘密侵害の有無が争われていた訴訟事件でFacebookが敗訴

下記の記事が出ている。

 Facebook loses $500m Oculus virtual reality case
 BBC: 2 February, 2017
 http://www.bbc.com/news/business-38834867

 Facebook ordered to pay $500 million in damages over VR suit
 CNBC: February 1, 2017
 http://www.cnbc.com/2017/02/01/facebook-loses-vr-case.html

 Oculus, execs liable for $500 million in ZeniMax VR trial
 ars technica: February 2, 2017
 https://arstechnica.com/gaming/2017/02/oculus-execs-liable-for-500-million-in-zenimax-vr-trial/

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松原有里「親子会社間IT(情報通信)サービス取引をめぐるクロスボーダーな消費課税と欧州VAT指令(2006/112/EC)の関係-Skandia America (USA)事件(Case C-7/13)を中心として-」

下記の論説を読んだ。

 松原有里
 親子会社間IT(情報通信)サービス取引をめぐるクロスボーダーな消費課税と欧州VAT指令(2006/112/EC)の関係-Skandia America (USA)事件(Case C-7/13)を中心として-
 EU法研究2号87~110頁(2016)

EUのVATについては,日本語の良い文献資料が乏しく,その関連の事項を調べていて苦心したことがある。

この論文は,副題にあるSkandia事件判決とCredit Lyonnais事件判決を素材としつつ,EUの法令中にしばしば出てくる「主たる拠点」の確定方法に関し,非常にわかりやすい図を交えながら詳細な検討を加え,問題点とその社会・経済的な背景にまで言及するもので,学術論文としての有用性が著しく高い。

とても勉強になった。

この論説に書かれていることを参考にしながら,更に勉強しようと思う。

(余談)

松原氏の論説では,司法裁判所の「Advocate General(AG)」の従来の訳語「法務官」を用いている。

「法務官」で間違いとは言いにくいが,どうもしっくりこない。なぜなら,日本語としての「法務官」は,刑事司法を担当する刑事法務当局(Judicial authorities)のことを意味する語と解するのが普通だからだ。しかし,司法裁判所のAGは,法務当局とは無関係の独立した存在であり,かつ,訴追官でも論告官でもない。

法と情報雑誌2巻1号(通巻7号)に掲載の丸橋透先生の論考にもあるとおり,司法裁判所規則の条項に定めているAGの職務・権限・責任を完全に踏まえて,「独立弁論官」とするのが妥当と考える。

私自身は,司法裁判所のAGについて,「独立弁論官」という訳語を用いることにする。

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2017年2月 1日 (水曜日)

AIはポーカーでも人間より強い?

下記の記事が出ている。

 AI program beats humans in poker game
 BBC: 31 January, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-38812530

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