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2017年1月25日 (水曜日)

GoogleがRaspberry Pi用のAIツールを供給

下記の記事が出ている。

 Google brings AI to Raspberry Pi
 BBC: 25 January, 2017
 http://www.bbc.com/news/technology-38742762

 グーグル、「Raspberry Pi」向けAIツールを提供へ
 CNET Japan: 2017年1月25日
 http://japan.cnet.com/news/service/35095490/

(余談)

こういう記事を読んでいると,「このキットを買えば,自分の子どもが将来博士になるかも・・・」と思いたがる親を狙ったあくどい商売が出てくるのではないかと思いたくなる。

しかし,教材があっても,それを使いこなせるかどうかは素質によるので,教材があれば全員すばらしい人間になることなどあり得ない。このことは,AIでも同じだ。

要するに,この種のキットは,天才を見つけ出すための試訳的な機能はもっているけれども,教材としての機能はない。

そういう前提でものごとを考えるべきだろう。

もっとわかりやすく説明すると,例えば,MS Excelを使いこなせばいろんなことができることは事実だ。しかし,MS Excelの教室に通えば誰でもそうなれるというわけではない。才能のある人は,教室に通わなくても独学でたちまち覚えてしまい,そして,使いこなせるようになる。例としてあげたMS Excelだけではなく,どのようなアプリケーションでも全部同じだ。

これらは,要するに,何らかの目的を実現するための手段に過ぎない。

それゆえ,若い人たちは,自分の本当の才能をできるだけ早い時期に見極め,そして,それを熟成させるために必要な時間(年月)を考えた上で,自分を賭けてみるべきだろうと思う。

ただし,賭けは賭けなので,失敗もあり得る。

失敗を嫌う人は,普通の人生を選択すべきだろうと思う。

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