性生活に関してもサイボーグ化が進展?
下記の記事が出ている。
Meet the cyborg who wants to turn his penis into a VIBRATOR: Biohacker, 38, says a wireless implant will boost his sex life
Daily Mail: 16 December, 2016
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4014460/Meet-cyborg-wants-turn-penis-VIBRATOR-Biohacker-35-hopes-wireless-implant-boost-sex-life.html
(余談)
かつてのやくざが様々なものをインプラントしていたのとあまり変わりがないようにも思うが・・・
それはさておき,このまま延長して考えると,男女の別なく,ロボットとの性生活しか考えなくなる可能性が高い。
サイボーグはサイボーグなので,人間をベースとする限り一定の限界がある。しかし,ロボットはいかなる形状・性能のものも製造可能なので,限界はない。
そして,欲望にも限界がない。正確には,人間の肉体が物理的に破綻するところが限界になるが,その限界ぎりぎりまで欲望が追求されるだろうから,人間相手では得られないものを求めるようになると考えるのだ。
そして,同様のことは性生活以外のところでより多く発生する可能性が高い。
現在のスポーツ競技では,オリンピックとパラリンピックの2種に分けられているが,いずれ,改造人間または強化人間(薬物and/or機械装置によりサイボーグ化された人間)の競技大会というカテゴリも必要になるのではないかと思う。
その第3のカテゴリを設置すれば,全てのドーピング問題が一挙に解決することにもなる。
現時点では,普通の適法な医療行為や健康管理のための行為と細胞移植や遺伝子治療等の特殊な医療行為等と違法なドーピング行為との間に明確な区別をつけることができない状態になってしまっているのに,政治的な意図で様々出来事が起きるから世界規模で社会の緊張が高まる。
スポーツがらみのドーピング問題では,適法行為と違法行為との間に境界はなく,切れ目なく連続しているという認識を前提にした上で,割り切った制度設計をすべきなのだろう。
改造人間は改造人間の間だけで競争すれば良いのだ。
(余談2)
かつて,石森章太郎氏原作の『人造人間キカイダー』という作品があった。
現在では,「奇怪だ~~!」とダジャレをとばしても,ピンとくる学生が消滅してしまっている。ちょっと寂しい・・・(笑)
[追記:2016年12月22日]
関連記事を追加する。
Sex robots: Experts debate the rise of the love droids
BBC: 22 December, 2016
http://www.bbc.com/news/technology-38389862
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