遠藤周作『沈黙』
有名な作品なので説明を要しないだろうと思う。
何度か読んだ。
よくできている作品だと思う。
小説を映画化したものはあまり見ないほうなのだが,1971年に映画化されたときは1回だけ映画館に行って観賞した。残念なことに丹波哲郎の演技がよかったという印象しか残っていない。やはり,全体としてみると映画作品は小説よりも劣る。
2016年にハリウッドで再び映画化されたということを最近知った。
本当に何十年かぶりに映画館に出かけてみようかと思う。
(余談)
キリスト教が日本に最初にやってきたのは戦国時代ではない。
奈良時代またはそれ以前に到来していた。
ただ,当時は,ゾロアスター教と混淆した状態になっていたかもしれない。はっきりしない。
歴史学者の多くは,ネストリウス派だと断定するが,本当は,確たる根拠はない。
当時のソグド人(バクトリア人)がどのような存在だったのかを先入観なく冷静に考えてみれば,結論は自ずと明らかだと思うのだが・・・
ちなみに,当時の「吉士」の中にはかなりの数のソグド人が含まれていたのではないかとの仮説をたてて研究を重ねている。
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