國家學會編『新憲法の研究』
目下,必要があって,戦前・戦後の憲法学について総ざらいをしている。
司法試験の勉強を始めた頃,父がもっていた書籍の中から下記の書籍を見つけてもらいうけ,読んで勉強した。これは,昭和26年(1951年)に父が購入して読んだものだ。
國家學會編
新憲法の研究
有斐閣(1948)
司法試験に合格した後,最近まで,書棚の中で眠っていた。
改めてこの書籍を読んでみると,憲法学に限らず,その後の日本の法学の主流を形成した書籍だということを理解することができる。有斐閣の法律学全集は,この書籍を更に詳細に発展させ,分冊形式で刊行されたものとして歴史上位置付けることもできるであろう。
この書籍以降,学術上の大きな発展は何もない。
この書籍が刊行されたときに固定されたのだと認識した。
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