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2016年10月17日 (月曜日)

滋賀県彦根市で邪馬台国時代の大型建物を含む遺構発掘

下記の記事が出ている。

 滋賀に邪馬台国時代の大型建物跡、鉄や土器出土
 読売新聞:2016年10月17日
 http://www.yomiuri.co.jp/culture/20161017-OYT1T50116.html

「彦根」との地名は「活津彦根命」に由来するものという。

天照大神の神話が卑弥呼の伝承と習合していると推定すると,いろいろと興味深い。

野洲~彦根のあたりは,有名な「茜さす」の舞台となった地域だと推定される。

「邪馬台国」が畿内にあったことはほぼ間違いないと考える。

ちなみに,「茜さす」の歌に関しては,私は,通説とは全く異なる見解を持っている。白江(白村江)の敗戦に伴い,古い時代から居住していた人々をジェノサイドするような歴史上の事件があったとすれば,私見の正しさを証明できることになろうだろう。

『万葉集』の中でも第1巻及び第2巻については,「やまとことば」で書かれた和歌であるとの先入観を完全に抹消し,全く異なる視点から考察すべきだろう。

第1巻と第2巻は,古くから伝えられた木簡資料等を乱雑にまとめただけのものを後代に和歌的に校訂してまとめなおしたものと考えるのが妥当だ。

そのようなものであるがゆえに「万葉」なのであり,その根本哲学は,基本的には中国の『禮記』に由来する。

なお,誤解を避けるために付言しておくと,当時における「漢人」とは,現在の中国人とは全く異なるタイプの人々のことを指す。

(余談)

「活」と「壱岐」は,同じと考えるのが妥当だろう。

「息長」は,その流れを汲む者という意味かもしれない。

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