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2016年9月 6日 (火曜日)

新保史生「改正個人情報保護法の論点」

新保先生から下記の論説の抜き刷りを頂戴したので,早速,読んでみた。

 新保史生
 改正個人情報保護法の論点
 憲法研究48号29~55頁

比較的短い論文ではあるが,よくまとまっていると思う。私が考えたことのないことについても何か所か触れてあり,とても勉強になった。

個人的には,ここ数年間に改正を重ねてきた個人情報保護法は,根本的なところで古代の律令体制を維持したままなので,少しもEU的ではないし,英米風でもないし,人権保障的でもないと思っている。

やはり,全て捨てて全面改正(立法のやり直し)をすべきだと思うのだが,私見に賛成する人は1人もいそうにないので,解釈論でがんばり続けるしかない。

しかし,限界がある。

そこで,ちょっと考えていることがある。それを実現できるかどうかは別問題なのだが・・・

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