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2016年8月18日 (木曜日)

雷雲

ひどい雷だった。

一日かけて書いていた原稿を保存し終えたところで停電となった。

変電所あたりに雷が落ちたのだろう。

復旧してからPCを立ち上げ,Wordを開いたところ,ファイルが自動復旧になっていた。

ちゃんと保存しておいたのに自動復旧とはどういうことなのだろうか?

しかも,ファイルが壊れて読めない状態になっている。

ファイルサイズは700KBあるのに,白紙の頁が1頁だけになってしまった。

その直後にWordが停止し,エラーを自動確認しはじめ,「送信しますか?」の表示が出た。

wordのプログラムに何か異常があったのだろう。

いろいろとやってみたけれどもダメだった。

要するに,wordの自動復旧機能は全てオフにしておいたほうが良い。そもそもハックされる危険性が高く,危険な機能の1つでもあると考える。

wordに限らず,ソフトウェアによる自動操縦というものはすべからくこうしたものなのだろうと思う。

怒っても仕方がないので,昨晩セーブしておいた古いファイルを開き,徹夜でやり直しということになる。

とほほ・・・

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コメント

としさん

コメントありがとうございます。

自動保存と自動回復の機能は、どうにもうざいのでオフにしようと思いつつ、そのままにしていたのが失策の原因です。

目下、同時に6本の比較的大きな翻訳を進めていて、その中の4本は既に原稿を仕上げたのですけれども、残りの2本のものとの訳語等の整合性をとるためにかなり神経を使って作業をしておりました。

被害を受けたのは未完成の2本中の1本で、2頁分くらいがふっとんでしまいました。かなり面倒な内容が書かれている部分だったので通常の3分の1くらいしか翻訳できていなかったのが不幸中の幸いとでもいうべきか、その後思い出しながら挽回し、どうにか元の状態まで戻しました。それにしても、約5時間くらいのロスなので、かなり痛いです。

wordのほうは不必要な機能をオフにし、可能な限りトラブルが起きないように設定しなおしました。

便利な機能というものはかくもリスキーなものだということを如実に示す事態ともいうべきで、身をもって体験したことにより、これまでの(唯我独尊的かもしれない)私見の正当性をますますもって確信するようになりました(笑)

投稿: 夏井高人 | 2016年8月18日 (木曜日) 20時28分

先生の様な方でも、このような悲劇は起きてしまうのですね。

ほぼ同じ内容を再度書くと、怪我の功名で文章がこなれる事もありますので、
心折れずにもうひと踏ん張りいただければと思います。

まだ雨雲は若干残っているので、同じ悲劇が起きませんように・・・

投稿: とし | 2016年8月18日 (木曜日) 19時26分

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