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2016年7月 3日 (日曜日)

ランサムウェア(Ransomware)による地下経済が巨大化?

下記の記事が出ている。

 Big Business Ransomware: A Lucrative Market in the Underground Economy
 DARK Reading: July 1, 2016
 http://www.darkreading.com/vulnerabilities---threats/big-business-ransomware-a-lucrative-market-in-the-underground-economy/a/d-id/1326144

(余談)

経済学者や経営学者は,表に見えるGDPのことについては多数の論説を書く。

しかし,なぜか地下経済には目を向けようとしない。自分の身に危険が及ぶことを知っているからだろう。

だから,ほぼ全ての経済学と経営学は空虚なものとなっている。

世間というものは,建前だけでできているわけではなく,その本音の部分(裏経済など)を相当重視し,国によっては経済の実質的部分のほぼ全てが裏経済だけで成立しているとの仮説をたてて検証してみないと正確に考察することができない。

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コメント

江藤貴紀さん

お久しぶりです。

表の経済だけをみても税務当局が国民の資産とその移動について完全に情報を把握できるとは思えないのですが,まして裏の資産とその移動について把握することは無理です。

このように不確かな情報しかないのに経済予測や経営予測等をすることは虚偽に該当します。いかに精緻なコンピュータプログラムを用いて計算したところで,前提となる情報(データ)の信頼性がないので,そのプログラムによる解析結果は常に虚無です。虚無のものを「事実である」と主張する者は,相当頭が悪いか,ひどい嘘つきであるかのいずれかの可能性が高いです。

ところで,人工知能では,このような問題の存在を無視しています。無視しても,計算の前提となる情報(データ)は,やはり信頼性のないもののままです。その結果,その人工知能は,やはり相当頭が悪いか,ひどい嘘つきであるかのいずれかだということになりそうです。

比喩的に言えば,八百長取引の存在を知らないでレースの勝者を予測するようなもので,その予測結果は常に信頼性がないという結論しかないだろうと考えます。

にもかかわらず,「これが真理だ」と言って威張っている人などがいるし,人工知能を構築したと言って自己満足している人などがいるので,笑ってしまうわけですよ。

投稿: 夏井高人 | 2016年7月 4日 (月曜日) 03時33分

夏井高人さま

ごぶさたです。

最近少し宗旨替えをして「真理には、語ることの割引価値があるのと同時に、知らないことの割引価値もあるだろう」くらいに考えるようになりました。

ただ、とにかくありがたいのは優れた過去の文献であり、それへのアクセスです。これはとにかく、目減りしにくい。

例えばある種の会計において、明らかに一定額が地下経済にい流れ込んでいる現象が政府の書類からも見て取れますね。ただ、「その総額はいくらであるのか」はきちんとした議論がついた試しがありませんが。

投稿: 江藤貴紀 | 2016年7月 3日 (日曜日) 23時47分

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