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2016年7月13日 (水曜日)

欧州人がアメリカ大陸に到達する前の時代の南アメリカ~ポリネシアの盛んな交易の状況が次第に解明されてきたようだ

下記の記事が出ている。

 Four centuries of Polynesian trade moved stone tools over 2,000km
 ars technica: July 12, 2016
 http://arstechnica.com/science/2016/07/polynesian-trade-networks-may-have-persisted-for-centuries/

アジアの人々は時計回りに航海して南アメリカ大陸にまで到達し文明をつくった。

交易は時計回りと時計の反対回りの両方があったと推定される。

そのようにして日本列島に到達したアメリカ大陸の植物もあったのではないかと考える。

遠く離れた中南米とニューギニア~ソロモン諸島あたりとで類似する植物が発見されることがあるのは,そのような原因による。つまり,人間の移動に伴い一緒に移動した動植物があったと推定される。人為的なものだ。

太平洋は,そのような海洋民族の天国だったのに違いない。

後の時代にやってきて侵略により支配者となったユーラシアの遊牧民たちは,そのようなことを想像することができない。想像すると自分達の権力の正当性根拠が失われることにもなり得る。

いずれにしても紛争が避けられない。

だから,あまり古いことを持ち出して権力の正当性根拠としてはならないのだ。

単純に学問上の研究対象とするだけにとどめておくべきだ。

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