NIS
EUのNIS指令においては、「NIS」とは「Network and Information System」の略語で、私は「ネットワーク情報システム」と訳している(細かく丁寧に訳すときは、「ネットワークシステム及び情報システム」と訳している。)。
日本人的には「NIS」は「ニス」と読むことができる(公式の場では「エヌアイエス」と読んでおいたほうが無難だろうと思う。)。
「ニス」は,日本語の中にもあり,透明な塗料のことを意味する。「ニス」の語源は「ワニス」で,これは,オランダ語の「vernis」に由来する。
ニスは,堅牢な塗料で,外部からの腐食によく耐える。しかし,内部からの腐食にはあまり意味をなさない。
単なる語呂合わせに過ぎないのだが,何となく「NIS」の本質的脆弱性の所在を示しているような気がする。
| 固定リンク
コメント