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2016年6月18日 (土曜日)

福岡県の須玖岡本遺跡で奴国王墓かもしれない大型甕棺と副葬品が発掘されたとの報道

下記の記事が出ている。

 国内最大級の甕棺墓発見 春日・須玖岡本遺跡 [福岡県]
 西日本新聞:2016年06月17日
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/252646

甕棺に関しては多数の書籍・論文が刊行されているが,ネット上では下記の論文を読むことができる。

 藤尾慎一郎
 九州の甕棺
 https://www.rekihaku.ac.jp/kenkyuu/kenkyuusya/fujio/kyushu/kamekan.html

弥生時代当時の海岸線の位置から考えてみると,甕棺の文化をもつ人々は,ベトナム中部あたりから中国南部を経て海路により九州北部に到達し,海岸線に沿って集落を形成しながら植民を進め、次第に大規模な部族連合のようなものを形成したものと推定することができる。

その後,鉄器を主要な武器とする北方種族に征服され,王国としては全部滅んでしまったのだろうと思う。

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