« 経済産業省:水素燃料電池自動車の相互承認に関する省令等 | トップページ | 国家賠償法制定前の時点においては,国は一切の賠償責任を負わないものなのか? »

2016年6月30日 (木曜日)

大麻草のカンバビノイドは脳神経細胞に悪影響を与えるとの見解

下記の記事が出ている。

 大麻の有効成分「カンナビノイド」は脳の神経回路に障害を与える - 阪大
 マイナビ:2016年6月30日
 http://news.mynavi.jp/news/2016/06/30/421/

そうかもしれない。

ただし,前提として,カンナビノイドの影響により不規則になると指摘されているような状態のシナプスが普通の人間の脳のシナプスよりも劣るものだとの証明は全くない。もしかすると,そのような構造をもったシナプスを有する者のほうが天才出現率が高いかもしれないのに,平均値だけを頼りに前提を想定しているという点で,この見解は実は論拠が空虚なものだということを理解することができる。

私としては,前提となる部分についてもっとちゃんと検討した上で論文を仕立て直さないと全く意味がないと断定する。

|

« 経済産業省:水素燃料電池自動車の相互承認に関する省令等 | トップページ | 国家賠償法制定前の時点においては,国は一切の賠償責任を負わないものなのか? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 経済産業省:水素燃料電池自動車の相互承認に関する省令等 | トップページ | 国家賠償法制定前の時点においては,国は一切の賠償責任を負わないものなのか? »