抑留
ときどき読みに行く「しばやんの日々」に下記の記事が出ていた。
なぜわが国は『シベリア抑留』の実態解明調査を怠ってきたのか
しばやんの日々:2016年4月29日
http://shibayan1954.blog101.fc2.com/blog-entry-446.html
私の叔父も蒙古抑留者だった。奇跡的に生還することができたが,よほど辛い日々を送ったのだろう,必ずしも長寿とは言えない人生だった。生前に頂戴した数珠だけが手元に残されている。
一般に,夢見物語しか知らない法律家であれば「正義に反する」というかもしれない。反対に,親ロシア的な学者は「当然の報いだ」と言うかもしれない・・・
観念としての「正義」は成立可能なのだが,それを実力でもって貫徹できないのであれば正義としての意味をもたない。
その意味では,現実の世界に「正義」はない。
人類が実現すべき目標はまだまだ遠い。
到達すべき「正義」のために少しでも近づこうとしている間に,別の要素によって人類は滅びようとしている。滅びる人類の中には,無論,ロシアや中国だけではなく,米国や英国も含まれる。
そうなることを知らないほうが幸せというものかもしれない。
一般に,世間では,少し間抜けなほうが幸福な人生を送ることができるようだ。
(余談)
「歴史は繰り返す」というか・・・
古代にも似たようなことがあったと思われる。
しかし,それを口にすることははばかられる。
そういうものなのだろうと思う。
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