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2016年5月17日 (火曜日)

男女間での現在のような一夫一婦制は次第に消失する運命か?

下記の記事が出ている。

 Female sexuality is ‘more fluid’: New study claims trait evolved to 'reduce conflict and tension' when men had multiple wives
 Daily Mail: 16 May, 2016
 http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3593702/Female-sexuality-fluid-male-New-study-claims-trait-developed-reduce-conflict-tension-men-multiple-wives.html

(余談)

例えばキリスト教における主流の考え方(モルモン教等を除く。)が消滅したとしたら,現在のような一夫一婦制を強制する倫理的根拠は何もなくなる。

つまり,一夫一婦制は,生物としてのヒトが本質的にもっている性質ではなく,一定の価値観に基づく単なる文化現象の一種に過ぎない。

現在のジェンダーの考え方の多くもそうで,文化的惰性または思考上の惰性のようなものを完全に消去してしまうと,全く異なる考え方も成立可能となる。

そういうことを考えてみることが大事で,過去の特定の価値観を固守している限り,学問上のブレークスルーはあり得ない。

昨晩もある会合で学問上のブレークスルーと関連した事柄が話題となった。

一般に、新たな発見や考案ができないのに単に非常に優れた秀才だというだけで権威をもち威張っており,真理を発見した若者を侮辱して真理が普及することを阻止しようとする人々が随所に存在しているのが普通だ。

昨晩意見交換をしていた某氏(←真の天才の一員だと思う。)も苦い思いを何度も経験しているとのことで,思わず握手をしてしまった。

しかし,秀才には決して新たな発見をしたり,新学説を打ち出したりすることは絶対にできない。それは,単なる秀才に過ぎないからだ。

秀才は公務員(官吏)や実務家になるべきで,学者になるべきではないと思う。

ちなみに,私自身は,学者としては三流未満でB級人間だと自認してはばからない。天才でも秀才でもないゆえ,平民としてコツコツと努力を積み重ねるのみ。

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