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2016年5月 4日 (水曜日)

BIGLOBEのメールシステムには問題があるかもしれない

私は,BIGLOBEのメールアカウントを持っている。

さきほど,「ビッグローブ株式会社 BIGLOBEカスタマーサポート」というところから,「お客様が送信されたメールにウイルスがみつかりました。メールは送信されませんでした。」,「お客様のパソコンがウイルスに感染している恐れがあります。」との通知が届いた。メールの送信時刻は「Wed, 4 May 2016 05:09:56 +0900 (JST)」となっている。

しかし,私は,2016年5月4日(JST)には,どこからもただの1通のメールも送信していない。

この時間帯には,BIGLOBEのウェブメールサイトにログオンし,ウイルス付きメールと推定される見知らぬメール2通が届いているのを発見したことから,「迷惑メール通知」をクリックして消去した。

この事実から推定すると,セキュリティサイトに通知された「迷惑メール」にはマルウェアが感染していたということなのだろうと思う。「ビッグローブ株式会社 BIGLOBEカスタマーサポート」から届いた通知を丁寧に読んでみると,問題とされたメールの送信先が迷惑メール処理サイトだったようなので(問題のメールを自動的に転送するシステムらしい。),ほぼ間違いないように思う。

仮にそうだとすれば,「マルウェア除去にご協力ありがとうございました」との感謝のメールを送信するべきではなかろうか。反省と改善を求めたい。

もっとも,BIGLOBEに限らず,ウェブサービスの担当者が日本語や日本人の心を理解する者とは限らないどころか,実際には中国や韓国やフィリピン等で処理していることが少なくないので,どうしようもないことなのだが・・・

(余談)

BIGLOBEメールの「迷惑メール」対策を実施すると,問題のメールが本当にマルウェア感染している場合,転送途中で自動的に消去される仕組みになっているようなので,結局,迷惑メール処理サイトには届かない(つまり,真に問題とすべきメールが処理サイトに届くことはない)というかなり奇妙な仕組みだということを理解した。

[追記:2017年8月5日]

BIGLOBEの経営がNECからKDDIに移行したせいかどうか,メールシステムが一新され,全く別物となった。

問題は一応解消されたようだ。

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