夏井高人「遺伝子洗浄-消費者保護法及び薬物関連法の無力化-」が発行された
さきほど,社会科学研究所から連絡があり,下記の論説を収録した雑誌が発行された。
夏井高人
遺伝子洗浄-消費者保護法及び薬物関連法の無力化-
明治大学社会科学研究所紀要54巻2号145~182頁
まだ現物を受け取っていない。月曜日に受け取る予定にしている。
なお,目次構成は下記のとおり。
1 はじめに-問題の所在
2 消費者保護法による規制をすり抜けるメカニズム
2.1 食品表示法
2.1.1 アレルゲンの遺伝子洗浄
2.1.2 原産地表示の遺伝子洗浄
2.1.2.1 原産地表示に関する規制
2.1.2.2 遺伝子組換え植物の原産地
2.1.3 現行の遺伝子組換え表示の問題点
2.2 不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)
2.2.1 不当表示の禁止
2.2.2 食品表示法等との関係
2.2.3 遺伝子組換え植物
3 薬剤関連法令等をすり抜けるメカニズム
3.1 麻薬関連法令
3.1.1 大麻取締法
3.1.2 あへん法
3.1.3 麻薬及び向精神薬取締法
3.2 医薬品医療機器法
3.3 たばこ事業法
4 知的財産権は違法性阻却事由となるか
5 まとめ-提言
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