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2016年4月 6日 (水曜日)

夏井高人「遺伝子洗浄-消費者保護法及び薬物関連法の無力化-」が発行された

さきほど,社会科学研究所から連絡があり,下記の論説を収録した雑誌が発行された。

 夏井高人
 遺伝子洗浄-消費者保護法及び薬物関連法の無力化-
 明治大学社会科学研究所紀要54巻2号145~182頁

まだ現物を受け取っていない。月曜日に受け取る予定にしている。

なお,目次構成は下記のとおり。

 1 はじめに-問題の所在
 2 消費者保護法による規制をすり抜けるメカニズム
  2.1 食品表示法
   2.1.1 アレルゲンの遺伝子洗浄
   2.1.2 原産地表示の遺伝子洗浄
   2.1.2.1 原産地表示に関する規制
   2.1.2.2 遺伝子組換え植物の原産地
   2.1.3 現行の遺伝子組換え表示の問題点
  2.2 不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)
   2.2.1 不当表示の禁止
   2.2.2 食品表示法等との関係
   2.2.3 遺伝子組換え植物
 3 薬剤関連法令等をすり抜けるメカニズム
  3.1 麻薬関連法令
   3.1.1 大麻取締法
   3.1.2 あへん法
   3.1.3 麻薬及び向精神薬取締法
  3.2 医薬品医療機器法
  3.3 たばこ事業法
 4 知的財産権は違法性阻却事由となるか
 5 まとめ-提言

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