櫻の起源
いろいろと意味のない議論が続いていたので「櫻」への言及は避けるようにしていた。
どうやら終息したらしい・・・と思っていたら,軍国主義の象徴論などという説も出たりして,本当にとことん救われない人々が存在するものだと悲しくなる(その国の国民全てがそうであるはずがなく,要するに,ウケさえすれば何でもよいという一部メディアが諸悪の根源だと考えている。)。
さて,櫻の起源については日本国内でも諸説あったが,最近では,ヒマラヤサクラを起源とするという説でだいたい落ちついてきたのではないかと思う(ただし,異説もある。)。
サクラの来た道
http://www.htsj.or.jp/dennetsu/denpdf/Prof_Somego.pdf
あと数年すれば,遺伝子解析が完全に終わるだろうし,そのときに最終結論が出るだろう。
問題は,その「道」を誰がどうやって歩いてきたのかということに尽きる。
それを正しく理解することによって,混血種族・日本人の諸源流の中で北方から来た人々の一部について何となく知ることができるのではないかと思う。
「五十猛命」の伝承は,空想でも神話でもなく,古代のある時期に発生した一連の出来事を象徴化したものだろうと考えている。
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