東之宮古墳(犬山市字北白山平)出土の鏡
東之宮古墳(犬山市字北白山平)からは多数の鏡が出土している。被葬者は,相当有力な豪族(王)だったのだろうと思われる。
e国宝でその鏡の写真を見ていたら,妙なことに気づいた。
古代ケルトの鹿角神・Cernunnosと思われる神のようなもののある鏡がある。これは獣ではない。
東之宮古墳 獣文鏡
http://www.emuseum.jp/detail/101147/007
伏羲と女媧と思われる神のようなもののある鏡がある。日本で「宇賀神」として祀られている人頭蛇体神は、伏羲と女媧が変化したものに相違ないので,要するに,かなり古い漢人系渡来氏族の神なのではないかと思う。
東之宮古墳 三角縁唐草文帯三神二獣鏡
http://www.emuseum.jp/detail/101147/004
飛天と思われるもののある鏡がある。よく見ると,背中に翅がある。西域と関係がありそうだ。
東之宮古墳 三角縁複波文帯三神三獣鏡
http://www.emuseum.jp/detail/101147/001
東之宮古墳 三角縁銘帯階段式二神二獣鏡
http://www.emuseum.jp/detail/101147/006
器台に載せた人間の首(複数)を散乱させているようなもののある鏡がある。これは,古代ケルトの風習(または古代スキタイの風習)そのままではないかと思う。獣ではない。
東之宮古墳 獣文鏡
http://www.emuseum.jp/detail/101147/010
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