夏井高人「艸-財産権としての植物(4)」
下記の論説が刊行された。
夏井高人
艸-財産権としての植物(4)
法律論叢88巻6号111~161頁
法律論叢は,明治大学法学部事務室で購入することができる。
なお,内容は下記のとおり。
一 はじめに
二 動産と不動産の定義
1 有体物と無体物
2 不動産と動産
2.1 封建制度の下における土地の重要性に関する見解について (以上87巻4・5号)
2.2 不動産のほうが動産よりも価値が高いという点について
2.3 土地は容易に移動しないという点について
3 土地の定着物
3.1 物体としての土地(主として土壌)
3.2 土壌中に含まれる生物
3.3 植物の特性 (以上87巻6号)
三 裁判例
1 稲立毛以外の艸(草)に関する裁判例
1.1 所有権の帰属に関する裁判例
1.2 使用・収益に関する裁判例
2 稲立毛に関する裁判例
2.1 土地とは別の動産とは認めない裁判例
2.2 土地とは別の動産と認める裁判例
3 立木に関する裁判例
3.1 立木法制定前の裁判例
3.2 立木法制定後の裁判例 (以上88巻1号)
3.3 執行方法に関する裁判例
3.4 立木の価格評価に関する裁判例
4 窃盗類型の刑事裁判例
4.1 窃盗罪の裁判例
4.2 森林窃盗罪の裁判例
4.3 不動産侵奪罪の裁判例
5 放火類型の刑事裁判事例
6 煙草専売法と関連する裁判例 (以上本号)
| 固定リンク
コメント