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2016年3月13日 (日曜日)

中山信弘『特許法 第3版』

昨日,中山信弘先生から下記の書籍を頂戴した。

 中山信弘
 特許法 第3版
 弘文堂 (2016/3/30)
 ISBN-13: 978-4335304736

まだまだ修行が足りないとの思し召しと考え,しっかり勉強したいと思う。

精読したところ,幾つかの示唆があることを理解した。解はない。今後の検討課題としてボールが投げられたのだろうと思うので,じっくりと考えた上で私なりの考察結果を論文のかたちで公表したいと思う。

私は,中山先生の弟子ではない。にもかかわらず,これまで随分と目をかけていただき,おかげで必要な書籍や資料等を十分に入手することができた。研究予算をいっぱい使った分だけ成果も出さなければいけないので,能力の限りを尽くして論文を書いてきた。しかし,全部書ききることができなかった。中山先生を頭領とする大型研究の研究期間はこの3月末日をもって終了するので,今後は中山先生から研究予算を分けていただくことができなくなるが,これまで集積した書籍や資料を用い,できれば2年以内に全ての課題トラックについて完結までもっていきたいと思っている。

情報財の刑事的保護を主たる検討課題にして書き,法律論叢誌上で連載・公表してきた「サイバー犯罪の研究」については,2016年前半で完結とする予定で,目下,原稿を鋭意執筆している。

「艸」論文は,世間に多大の影響を与えることが100%確実なので,慎重に考えながら執筆を進めている。2年以内には完結することができるだろう。

中山先生のこれまでの身に余る御厚情に心から感謝申し上げる。

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