講演会「考古学・古代史からみた 飛鳥・藤原京の時代」
下記の講演会が開催される。
考古学・古代史からみた 飛鳥・藤原京の時代
主催:明治大学日本古代学研究所・世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会
共催:読売新聞社
後援:明治大学社会連携機構
開催日時:平成28年3月19日(土) 13:00~17:00(開場 12:00)
開催場所:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン3階 アカデミーホール
プログラム:
13:00-あいさつ
13:15-記念講演1:鈴木靖民氏(横浜市歴史博物館館長)
「飛鳥・藤原京の時代と文化-東アジアの視点-」
14:00-記念講演2:井上和人氏(明治大学文学研究科特任教授)
「7世紀-都の変遷が語る日本国家構築の真実」
15:00-記念講演3:エレン・ヴァン=フーテム氏(九州大学人文科学研究院准教授)
「海外の視点から探る飛鳥・藤原京~海外の研究者の研究」
15:40-トークセッション
コーディネーター:関口和哉氏(読売新聞大阪本社編集委員)
パネリスト:鈴木靖民氏・井上和人氏・エレン・ヴァン=フーテム氏
17:00-閉会
http://asuka-fujiwara.jp/wp/
事前申し込み
https://event.nara.jp/asuka-fujiwara/tokyo2016
[追記:2016年3月20日]
昨日,このシンポジウムを聴講してきた。
会場はほぼ満席で,大盛会だったと言える。
これまで書籍や論文でしから知らなかった講演者の人柄等を知ることができ,「やはりライブというものはとても大事だ」と痛感した。予算の関係等もあるだろうけれども,こうした講演会やシンポジウムのようなものがどんどん開催されることを期待したい。
講演内容では,井上和人氏の見解が私の理解している日本古代史のイメージと比較的近似していることを知り,とても驚いた。
これまでの「羅城」の研究成果を踏まえた朝鮮式山城の理解等に関しても示唆するところが多かった。
エレン・ヴァン=フーテム氏の講演とレジュメでは,海外の研究者による研究論文等の紹介があり,とても有益なものだった。その中にちょっと気になるものが数点含まれていたので,早速Amazonで注文した。
鈴木靖民氏の著書等は、ほぼ全て読了していると思う。しかし,過去に出版された書籍等には現時点での見解はもちろん書かれていない。今回の講演ではそれが幾つか示されていた。「なるほどそういうことか」と納得した。
更に勉強を重ねようと思う。
| 固定リンク
コメント