« FacebookがParseを終了 | トップページ | ブライアン・フェイガン(東郷えりか訳)『千年前の人類を襲った大温暖化-文明を崩壊させた気候大変動』 »

2016年2月 1日 (月曜日)

電力網に対するサイバー攻撃が発生した場合の被害の深刻度

下記の記事が出ている。

 Britain in darkness? Cyber threat to UK power grid ‘real and greater than ever’
 Daily Star: 28 January, 2016
 http://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/490778/energy-firm-power-grid-attack-threat-uk-ukraine-kaspersky-ca-technologies-hackers

日本国でもまじめに考えるべきだろうと思う。

主として営利を価値基準とする集中管理を中心とする管理手法は既に古い。新しいタイプの分散処理を考えるべきだ。国家が崩壊すれば商売どころではなくなるので,営利は2の次にしなければならない。

非常に近い将来,人工知能を駆使したサイバー戦やサイバー攻撃がデフォルトとなる。防御するための方法は1つしかない。それは,(無線を含め)通信経路を全部消滅させることだ。要するに,通信経路を通じて遠隔で管理するという発想を根本からやめてしまうことが大事だ。経路がなければ攻撃を実行することができない。

[追記:2016年2月2日]

関連記事を追加する。

 National Power Grids Increasingly Targeted in Cyber Attacks
 Voice of America: February 1, 2016
 http://www.voanews.com/content/national-power-grids-increasingly-targeted-in-cyber-attacks/3171551.html

 U.S. Utilities Examine Their Insurance Protection After Ukraine Grid Cyber Attack
 Insurance Journal: January 29, 2016
 http://www.insurancejournal.com/news/national/2016/01/29/396796.htm

|

« FacebookがParseを終了 | トップページ | ブライアン・フェイガン(東郷えりか訳)『千年前の人類を襲った大温暖化-文明を崩壊させた気候大変動』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« FacebookがParseを終了 | トップページ | ブライアン・フェイガン(東郷えりか訳)『千年前の人類を襲った大温暖化-文明を崩壊させた気候大変動』 »