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2016年2月 4日 (木曜日)

中国:古代のタクラマカン砂漠・小河墓地遺跡のミイラはコーカソイドとモンゴロイドの混血で,生殖器崇拝をしていたらしい

下記の記事が出ている。

 ‘Sex toys’ or religious relics? Wooden phalluses found at lost burial site in Xinjiang desert point to quirks of ancient Chinese society
 Science & Research: 2 February, 2016
 http://www.scmp.com/tech/science-research/article/1908627/sex-toys-or-religious-relics-wooden-phalluses-found-lost

 タクラマカン砂漠から大量に出土中国最古のミイラ群
 人民中国:2009年2月5日
 http://www.peoplechina.com.cn/wenhua/2009-02/05/content_177107.htm

遺跡は数層になっており,古いものは夏・殷・周の時代に相当する時代ではないかと思われるから,中国大陸にコーカソイド系の人々が存在したことは動かし難いのではないかと思う。

なお,下記のような記事も出ている。

 3500年前の美女の懐から世界最古のチーズ見つかる(動画あり)
 GIZMODO: 2014年3月4日
 http://www.gizmodo.jp/2014/03/3500.html

 西田英隆『新疆ウイグル自治区における小河墓遺跡出土コムギ種子のDNA解析』
 http://www.chikyu.ac.jp/sato-project/news_letter/news_letter_09.pdf

 近田文弘「小河墓地遺跡の日中共同研究の成果報告会」
 http://www.chikyu.ac.jp/sato-project/news_letter/news_letter_66.pdf

 外国探検家的足跡:3楼兰、小河的发现,一个解读千古之谜的开端
 http://www.showchina.org/rwysjxl/sczlswgtxjdzj/06/200703/t110388.htm

(余談)

将来,情勢が変化すれば,遺伝子解析の結果の再評価が行われることになるかもしれない・・・と,何となく感じる。

[追記:2016年2月11日]

大和岩男『日本神話論』(大和書房,2015)395頁にこのミイラが男性器を手にしていることの理解を助けることのできる像(ミラノのトサ門の上にある12世紀の像)の写真がある。ケルトの文化の一部と思われる。

日本国において,公然わいせつ罪が存在している真の理由の一つは,ケルト系の古来の宗教に対する宗教弾圧の一種なのだろうと考えられる。宗教弾圧であれば,当然のことながら,条文の存在それ自体が違憲となる。

[このブログ内の関連記事]

 王炳華主編『新疆古屍-古代新疆居民及其文化』
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-874a.html

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