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2016年2月24日 (水曜日)

Philip Freeman, The Philosopher and the Druids - A Journey Among the Ancient Celts

下記の書籍を読み始めた。まだ半分以上残っている。

 Philip Freeman
 The Philosopher and the Druids - A Journey Among the Ancient Celts
 SIMON & SCHUSTER (2008)
 ISBN-13: 978-1416585237

この書籍を読んで,ポセイドニオス(Posidonius)がケルトに関する貴重な記録を残していることを知った。

この書籍の巻末にはゲール語のリストのようなものがある。ほとんどがギリシア語またはラテン語と同じようなものなのだが,1つだけ中国語と全く同じものを見つけた。

それは,「犬(dog)」を意味する語で「cu」と書いてある。

「cu」は漢字の「狗」の音と同じだ。

中国語には「イヌ」と発音する字はない。「イヌ」との音は,別の流れから来ている音なのだろうと思う。例えば,「倭奴」は古代の中国人でも「いぬ」と読み得る。いろいろと考えることがある。

ちなみに,ゲールに関する別の書籍も購入し,読んでいる。

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