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2016年1月26日 (火曜日)

米国:バージニア州立大学に対するサイバー攻撃により大量の個人データが奪われたらしい

下記の記事が出ている。

 University of Virginia data breach exposed financial data
 ZDNet: January 25, 2016
 http://www.zdnet.com/article/university-of-virginia-data-breach-exposed-financial-data/

 University of Virginia Breached by Phishing Attack
 eSecurity Planet: January 25, 2016
 http://www.esecurityplanet.com/network-security/university-of-virginia-breached-by-phishing-attack.html

 FBI Alerts UVA to Employee Information Data Breach
 NBC: January 23, 2016
 http://www.nbc29.com/story/31033287/fbi-alerts-uva-to-employee-information-data-breach

報道されているもの(北大関連など)とそうでないものとを含め,日本の大学も日々同種の攻撃に晒されている。しかし,予算の関係等から情報システムを安全な状態に維持することはできない。国が継続的に年1000億円単位の予算措置を講じない限り,この状況を解決することができない。予算がない以上,採るべき方策は明らかだと思う。個人データの「利活用」なるものを一切禁止すること,そして,大学の業務用情報システム(とりわけ個人データ管理システム)へのインターネットへの接続を禁止することだ。それができないのは,管理能力がないのに,金儲けの欲望(幻想)にとらわれて目が曇っているからに過ぎない。

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