人工知能の発達により法律家は滅ぼされる?
下記の記事が出ている。
The End of Lawyers? Not So Fast.
New York Times: January 4, 2016
http://bits.blogs.nytimes.com/2016/01/04/the-end-of-work-not-so-fast/
「固有名詞だけ違っていて,あとは全て金太郎飴的な仕事」は,コンピュータに代替される可能性があるのではないかと思う。
しかし,そうでない仕事もある。
そのような例外的な難しい仕事を適切に取り扱うことのできる法律家は少ない。
まして,将来を予測して予防法学的な仕事を適切に遂行することのできる法律家はもっと少ない。
さて,人工知能はどこまで代替できるのだろうか?
(余談)
フリチョフ・ハフトは,法情報学の世界では知らない人がない。著書の和訳も多数出ている。私は,たぶん全部読んだ。
しかし,フリチョフ・ハフトの主張する「レトリック法学」をコード化することは難しいのではないかと思っている。
そのことは,ハフト自身も気づいていただろうと推測している。
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