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2016年1月 9日 (土曜日)

Om V. Singh (Ed.), Bio-Nanoparticles - Biosynthesis and Sustainable Biotechnological Implications

下記の書籍が届いたので,全体をざっと読み通した上で,調べたいと思っていた部分を精読した。

 Om V. Singh (Ed.)
 Bio-Nanoparticles - Biosynthesis and Sustainable Biotechnological Implications
 Wiley Backwell (2015)
 ISBN-13: 978-1118677681
 http://as.wiley.com/WileyCDA/WileyTitle/productCd-1118677684.html

生態要素であるナノサイズの粒子に関する概説書で,法律書ではない。

叙述は平易で分かりやすい。大学生の教科書用に書かれたものではないかと思う。

「本当か?」と思うようなことが随所に書いてある。既述の論拠となっている論文のデータに問題があるかもしれないので,慎重に読まなければならない。しかし,データが正しいという前提で推論を進めると,様々なことを理解することができる。

現在有効なバイオ特許の中の幾つかが理論的には矛盾を含むものであることを理解した。それを法律論としてどのようにとらえるかが検討対象となる。

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