ロシア:潜水艦から小型核ミサイルを発射・破裂させ核反応に伴う電磁波により都市や港湾の電子機器類を麻痺させて機能を喪失させる攻撃を計画?
下記の記事が出ている。
Russian plans for massive nuclear undersea attack drone revealed by newscast
ars technica: November 13, 2015
http://arstechnica.com/information-technology/2015/11/russian-plans-for-massive-nuclear-undersea-attack-drone-revealed-by-newscast/
同種の兵器は,米国と英国が既に保有していると推定される。中国にもあるかもしれない。
無線通信がこの種の攻撃に極めて弱いことは随分昔からわかっていた。そのため,光ファイバーによる通信網の構築が急がれた。光ファイバー通信網は,主として国防の観点から重要視されてきたと言える。
ところが,昨今では,無線が主流となった。これでは「皆殺しにしてくれ」と大声で叫んでいるのと同じことだろうと思う。
無線を全廃しろとは言わない。しかし,無線だけに頼ることは,特定の関連企業(だけ)を儲けさせることになるかもしれないが(←仮想敵国にとってはまさにそれが狙いの一つ。),国家を滅亡させる原因をどんどんつくっていくことになるので,全く異なる方式を併存させるフェイルセーフの考え方を強力に導入しなければならない。
これは,かつて情報セキュリティ関連の政府審議会で提案したことで,OECDのガイドラインにも沿うものだと考える。
しかし,このような意見は,特定の企業(だけ)の利益の増大には反するので,あまり重視されていない。残念なことだと思う。
(余談)
これが江戸時代であれば,そのような利己的で下剋上的な経営者は一族諸共すべて打ち首にしてジェノサイドしてしまうことによって将来にわたり禍根を絶つということなるだろうと思うのだが,現代では,私利私欲の典型である理財に走る大学が有名になるような時代だし,江戸時代と同じというわけにはいかないので,実際には解決策がない。
強いて言えば,公正取引員会がもう少し厳しめに政策遂行してくれれば,事態の改善があり得るのではないかと考える。
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