判例地方自治の連載
ぎょうせいの「判例地方自治」誌上で労働災害・労働安全関連の裁判例の紹介記事を改訂来た。
早いもので8年経過しようとしていうる。
連載94回まで既に掲載・刊行され,95回目分の原稿の校正を完了した。
次の96回で連載打ち切りということなので,連載最後にどのような裁判例をとりあげようかと思案中。
裁判例さえ決まれば1~2日程度で原稿を書いてしまうのだが,これがなかなか決まらない。
毎月,「サザエさん」に出てくる「伊佐坂難物先生みたいなものだ」と自嘲したものだったが,あと1回でそれも終わる。
今後は,学術論文を書くことにより大きな精力を傾けることになるだろう。
「サイバー犯罪の研究」は,財産犯関連の最後の部分の原稿を仕上げ,目下,校正段階にある。次からは別のカテゴリに関する論説として連載したい。
「情報財」関連のものは,まとめ的なものを書き,年度内にどうにか刊行できそうな感じになっている。来年3月で定年退職となる予定の中山信弘先生から受けた数々の恩義に報いることができたと考えている。
「標章」関連のものは,ちょっと激辛のものを書いてまとめとした。原稿が査読を通らない場合には刊行されないので,そのときは別の方法で公開しようと考えている。
来年度は,新機軸の論説を公表しはじめようと計画している。原稿は既に全部頭の中にある。問題は,時間と体力だけだ。
一般に還暦を過ぎると全身の体力が衰えるのだという。これまでより一層健康管理に留意しながら執筆を進めようと思う。
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