ロボット法学会設立準備会シンポジウム
本日,ロボット法学会設立準備会シンポジウムが開催される。
パネルディスカッションの末席を汚すことになった。
合計15時間~30時間くらもらえれば一応全部話をすることができるのだが,プレゼン時間は10分くらいということなので,司会者が準備した線にそってのんびりとやりたいと思う。
ただ,『ネットワーク社会の文化と法』を執筆した18年前に考え,同書に書いて世に問うたことを繰り返して論ずることにはあまり興味がない。そこで,PPTを1枚用意して責任者の新保先生に送付した。
ここに書かれていることは既済事項という前提で私見を述べようと思う。
PPT1枚だけなので内容は極めて簡単で,下記のとおり。
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20年前の論点(『ネットワーク社会の文化と法』)
• ヒューマニズム(人間至上主義)は維持できるか? (64頁)
→ アシモフの3原則
• 単純労働のロボット化(169頁)
• 労働者のロボットへの隷属化(196頁)
• ロボット管理のネットワーク化(集中化・独占) (201頁)
• 人間型ロボット(ヒューマノイド) (253頁)
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