AmazonのUber風の配達手段計画は,経済システム全体に影響を与えることになるか?
下記の記事が出ている。
What Amazon’s Uber-like delivery service means for the sharing economy
Washington Post: September 30, 2015
https://www.washingtonpost.com/news/the-switch/wp/2015/09/30/what-amazons-uber-like-delivery-service-means-for-the-sharing-economy/
この記事に書いてあることだけではなく,信頼性と安全性に対する懸念がある。
信頼性と安全性のないところでは,健全な経済社会を構築することができない。
ゆえに,コスト削減ばかり考えていると,自分で自分の墓穴を掘る結果となる。
そこで,信頼性と安全性を維持するために次の段階ではロボットが導入されることになるのだろう。
つまり,共有されるアルバイト配達員は,いずれは捨てられる運命にある。
そうやって人間の労働者が切り捨てられロボット化されるに伴い,購買力が全体として消滅するので,Amazonを含めどの企業も「人間の顧客が存在しない」という事態に直面することになる。
つまり,社会が崩壊しておしまいという結果がもたらされる。
そのあとは,当然のことながら,どの地域においても,中南米諸国の一部におけるのと同様に,暴力が支配することになるだろう。そこには人権などない。
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