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2015年9月12日 (土曜日)

米国:原発などの発電施設に対するサイバー攻撃が継続している?

下記の記事が出ている。

 US agency in charge of power grid and nukes keeps getting breached
 Naked Security: September 11, 2015
 https://nakedsecurity.sophos.com/2015/09/11/us-agency-in-charge-of-power-grid-and-nukes-keeps-getting-breached/

 Records: Energy Department struck by cyber attacks
 USA Today: September 11, 2015
 http://www.usatoday.com/story/news/2015/09/09/cyber-attacks-doe-energy/71929786/

世界の主要各国の軍は,原発に対するサイバー攻撃の方法を既に知っているし,いつでも攻撃できるのだが実行しない。直ちに核兵器による報復、世界大戦の発生、人類の絶滅の危機を招くことになる危険性を知っているからだ。

つまり,攻撃すれば,攻撃側も絶滅することがほぼ確実な状況になる。

しかし,そのように考えない者が世界中に何万人も存在している。

とにかく相手を破滅させたいのだ。

自分が破滅してもかまわないという自爆テロ的な攻撃がなされる場合,反撃によって自分達が絶滅することを恐れない。

[追記:2015年9月13日]

関連記事を追加する。

 Department of Energy Hacked Over 150 Times in Four Years
 GIZMODO: September 12, 2015
 http://gizmodo.com/department-of-energy-hacked-over-150-times-in-four-year-1730259071

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コメント

江藤貴紀さん

報復の結果を想像して恐怖する者には抑止力となるものであっても報復の結果を想像しない者や想像してもそれに恐怖しない者には抑止力になるとは限らないという当たり前のことを書いてみただけです。

何でも起きてしまいそうな時代になってしまいました。

世界的な規模での価値観の共有なんてあり得ないことです。

投稿: 夏井高人 | 2015年10月11日 (日曜日) 04時29分

夏井高人様

この記事、たいへん参考になりました。ありがとうございます。

おかげで地味ながら、自分なりに調べ物をすることも出来ました。オリジナリティはうすい、単なる翻案のようなものですがいちおう着実な内容です。

ただ、自分の手応えと世間の反応にはかなり大きい温度差が現時点であります(苦笑)

投稿: 江藤貴紀 | 2015年10月11日 (日曜日) 03時40分

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