Webカメラの危険性が増大?
下記の記事が出ている。
'Tape Your Webcam': Horrifying Malware Broadcasts You to the World
US News: July 29, 2015
http://www.usnews.com/news/articles/2015/07/29/tape-your-webcam-horrifying-malware-broadcasts-you-to-the-world
[追記:2015年8月8日]
関連記事を追加する。
Google asked to police stolen webcam videos on YouTube
BBC: 7 August, 2015
http://www.bbc.com/news/technology-33817028
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コメント
江藤貴紀さん
「業績をつくらなくちゃ・・・」という脅迫観念にとらわれると辛くなります。
開き直りが大事だと思います。
自分には自分のできることしかできないので,自分にできることをやればよいじゃないですか?
世界には「人間ではないのではないか?」と思いたくなるくらい超人的な人がいくらでもいますので,私はそういう超人的な人とは勝負しないことにしました。
要するにマイペースですね(笑)
投稿: 夏井高人 | 2015年8月 5日 (水曜日) 15時05分
夏井高人様
色々な段階が世の中にはありますよね。「上を向いて歩こう」という唄があったのをふと思い出しました。
(別にまったくへりくだるとかではなく)ほぼ同じ年のころで、「あれもやってこれも出来て」という業績を見ることがあると、自分にどれだけ限界があっても「とにかく精進しなくては」と思います。
あんまりうつむいて、あら探しばかりしていると消耗なことしか出来ないですよね。一方で世の中は「前を向いて消耗なことを真剣にする人」もいたりするので、そうなるのだけは何とか避けたいところです。
ただ、さすがに社会全体で消耗なことが流行りだしたら、「それはしょうもないことだ」と言いたくなるときがあります。SPAMを真面目に分析することにどれだけ意味があるのかという気もしますけれど。
人生は落とし穴に満ちあふれているーーーそれなのに、上を向いて歩きながら、落とし穴は回避しないといけないというのは、難儀なことですが。
投稿: 江藤貴紀 | 2015年8月 5日 (水曜日) 14時43分
江藤貴紀さん
世間には「分析のプロ」みたいに自称している人が少なからず存在しますね。それを商業サービスとして構成すると,ビッグデータ商売の一つに仕立ててしまうことができます。
これまで非常に多くのレポートをみてきました。「なるほど」と感心するものもたくさんありました。しかし,日本に限定すると,「これはどうも・・・」と首をかしげたくなるものが比較的多いです。
まず,単純に関係しそうな資料を集めてきて羅列してあるだけのもの。本人は考察結果だと考えているのかもしませんが,実は何もやっていないのと同じなので,無価値に等しいです。いずれロボットで完全に置き換えることのできる仕事です。
次に,資料を集めてきてきれいに整理してあるもの。それはそれで仕事をした結果としての生産物だと思います。しかし,整理しただけで何も考察が含まれていないのならば,何も生まれません。まして,これを分析だというのなら詐欺の一種です。
そして,資料を集めてきてきれいに整理した上で,資料の適否を検討して取捨選択してあるもの。これは,工学的作業を経たものというべきで,ある種の分析結果が含まれていることがあるということができます。ただし,取捨選択の基準が明確に理論化して示されていない場合には,単なる恣意的な取扱いがなされただけに過ぎないので,無価値であるだけではなく,場合によっては非常に有害です。その典型例が「つまみ食い」です。
最後に,資料を集めてきて綺麗に整理した上で,考察・分析の結果が示されているもの。実は,これには2種類あります。考察・分析のためには判断基準が必要になるのですが,従来の判断基準を無批判に受け入れて踏襲しているだけのものと,判断基準それ自体の健全性を検討した上で判断しているものとがあるのです。前者は,秀才の作品かもしませんが,もし判断基準それ自体が時代おくれで使い物にならなくなっている場合には全体として無価値な作品ということになります。後者の場合,判断基準の適否を慎重かつ批判的に検討してからでないと,使い物になるかどうかがわかりません。
以上のような感じなのですが,日本の場合,分析結果と称して,実は単なる資料の羅列のパターンがあまりにも多いんですよ。詐欺的ですね。
でも,当の本人は,自分の人生の中で「本当に考える」ということをしたことがなく,そのために,単なる羅列に過ぎないのに主観的には「考えた」または「分析した」と思いこんでいるのではないかと推定しています。
一般に,「考える」ということは,脳細胞を機能させることには間違いないのですが,その機能のさせ方には何種類かあり,思考とは言えない場合もあります。しかし,思考という脳細胞の機能のさせ方を経験したことがない場合(または,基質的・物理的に不可能な構造になっている場合)には,その人は,そもそも思考できません。思考できない人でも「思考」という符号を読んで記憶することができる場合があります。そのような場合,自分がやっている脳の作用の中に似ていそうなものがあると,それを「思考」という符号と紐付けします。しかし,そもそも存在していないものに紐付けしても,それはエラーの一種だと言うしかありません。ですので,世の中には,「思考することのできない人」は本当に存在します。当人にはとても気の毒なことなのですが,事実です。
そういうわけですので,レポートを読むと非常に苦労するわけです。その手のいい加減なレポートしか存在しない領域やカテゴリーに関しては,他人が書いたものを一切読まないで,自分自身で原資料を丹念に読み,自分の頭でじっくりと考えた方がよほど生産的だろうと思います。
投稿: 夏井高人 | 2015年8月 5日 (水曜日) 07時32分
夏井高人様
そういえば、学生時代に科目名が「情報法」の授業を(とてもナイーブに、インターネットと表現の自由etcのテーマを期待して)受講していました。すると、その講座で教授は、「表現の自由」について下の学年の授業で喋った意外のことをオウム返ししておられました。あまりに上手なオウム返しをペーパーなしに喋るので、記憶力の良さに舌を巻いた覚えがありますが、新しい情報を何も出さないというのはどういうことだ、とさすがになります。
この方はとても口が硬かったんですが・・・適度に脇が甘いほうがよさそうですね。学生でも「あの優秀な切れ者の教授は何を考えて同じ事ばかりいっているんだ????」という意見が流れていました(口が硬いのが情報の極意、なのかもしれませんが、それを表に出してしまうとその途端に密教的なテクが失われてしまいますよね)。
おそらく①適度に脇が甘いか、②一見うつけ者にみえる位の芸をやってのけられるくらいが、そういう組織員にはちょうどいいのかもしれません(そんな人材が日本にどれだけいるのかは不明ですが)。
まあ理想の人材はなかなかいないとして、深い考えなしにワイドショーくらいのセンセーショナルな俗説を唱え続けるくらいが、ヘタなお利口さんよりも「情報発信」の段階では優秀な成果を上げそうです(ちょうど、コミュにディ内部で中央値に近いぐらいのほうが、気を使わずに社会全体に語りかけるのはスムーズにいったりするのと同じでしょうか)。
もちろん、深い考えなしで分析部門の仕事をさせたりしたら、絶対にひどいレポートしか出てこないでしょうけども。
投稿: 江藤貴紀 | 2015年8月 5日 (水曜日) 01時06分
江藤貴紀さん
諜報機関とは無関係なのに情報将校だと誤解される人は「いい迷惑」ですね(笑)
ちなみに,私のように情報法だの情報論だのやっている人間は,諜報機関と関係があると誤解されることがしばしばあります。なぜなら,かつては,「情報」とは現代の用語における「諜報」と同義だったからです。現在でも「情報局」というと国家の諜報機関のことを指すことがあります。念のために書いておくと,私は諜報機関の人間ではありません。口が軽すぎて,諜報機関の人間としては全く使いものにならないでしょう(笑)
用語と言えば,日本のカタカナ外来語で「インテリ」と言えば頭のよい人のことを指します。しかし,英語で「intelligence officer」とは諜報機関の職員のことを指すので,英語圏の人に対して,「He is an intelligence man」なんて紹介したりすると,あとで厄介なことになるかもしれません。現実に,私の知人でそういうひどい目に遭った人がいます。その知人の友人の軽いジョークのせいでそうなってしまいました。笑えない実話です。
***
自己愛の強すぎる新聞記者等には困りものですね。離職したら「ただのオジサン」としてしか扱ってもらえないのに,そのことがわかっていない。根拠なしに自分が世界で一番頭がよくて情報通だと信じ込んでいる奇妙な人と何回か遭ったことがあります。そういう自己愛の強すぎる人は,諜報機関にとっては,実はカモです。そういうことも全然わかっていない人がいるようです。
国民がマスコミに求めているのは速くて正確な情報なので,その記者の個人的感想や意見など全く何も求めていません。しかし,そのことに気づいていない。新聞等の社会的権威を利用して個人的意見を何となく世論であるかのように見せかけて流布する行為は,欺瞞そのものだと思います。そういうあたりは,江戸時代の瓦版と何も変わっていないかもしれません。
個人的な意見を言いたければ,ブログでも何でも個人としての意見を公表できる媒体でやればよろしい。公表された意見がもし正しくない意見であれば,たちまち炎上することになり,自分の愚かさを身に染みて理解することができるでしょうし,そのほうが良いです。
自己愛や思い上がりの強い人間は,そのようにして反省せざるを得ない機会を多くもつべきです。
謙虚でなければいけません。
自戒の念をこめて。
投稿: 夏井高人 | 2015年8月 4日 (火曜日) 23時29分
夏井高人様
あまりにあぜんとするほど優秀だと、肩書きが何であれ「実質は情報将校では無いのかこの人は」という人が確かに凄く狭い範囲でもいますね。また、逆に情報将校じゃないのにたまたまの偶然で「この人はそうではないか」と誤解される場合も、理屈上はあり得る気もします(そのとき、多くのばあい本人は別に嬉しくないでしょうけど)。
なお社会において果たしているファンクションだけに着目すると、肩書きが公務員だろうと研究者だろうと技術者だろうと、実はあんまり変わらなくなっているという風にも思えます。どのみち、調べて、(ここまでなら差し障りが無いと思われる内容を)発表して、(一定の範囲で)拡げるという過程には変わりが無いからです。
ただ、たまに思うのはプロトコルの問題です。英米圏では記事などについても先に出たものについて参照元や出典を明示するのに対して、日本ではなぜか先にたくさんのところが書いていることも「意地でも認めない」という風潮がありますね(出羽の守になりますが)。
投稿: 江藤貴紀 | 2015年8月 4日 (火曜日) 18時50分
江藤貴紀さん
かつて料亭政治と言われたことがありましたが,政治家だけではなく財界の要人もしばしば料亭を利用しました。一般庶民が立ち入らないという意味では確かに機密度が高かったと思います。しかし,料亭の従業員の中にはスパイが存在したことがあっただろうと思います。隣組のような感じで相互監視していたので敵対的な立場の者がスパイとして入りこむことは難しかったのかもしれませんが,そのような相互監視を命じているのは「おかみ」であり,その「おかみ」のスポンサーは,特定の政治家であったり特定の財界人であったわけですので,あとは推して知るべしですね。
なお,ある時期以降の料亭ではアルバイトの仲居やコンパニオンのような人が増えたのでかなりひどいことになってしまっていたと推定されます。バブルのころには既にそうなっていたのではないでしょうか。
一般に,派遣を含め,労働の流動性の高い社会では,敵対的勢力のために奉仕するスパイや工作員の流入度が高くなります。
逆に,江戸時代の田舎のようなところでは一族の結束度が高く,部外者は物理的に排除しますので,スパイや工作員の潜入は非常に難しいです。薩摩藩などがその典型だとされています。長州藩にも似たところがあります。
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かつてインターネットのない時代には,外国の情報を入手するにはそれなりの立場があるような使節団を送り,その随員に調査させたりしました。外交官の仕事というのは,いつの時代にも常にそういう部分を含みます。お互いにそのことを十分に承知しているものだから,国際慣例上,外交特権のようなものが形成されて今日に至っているのだと思います。日本の場合,ちょっと違う形態で変わった人々がやってきました。例えば,戦国時代にやってきた南蛮人の宣教師等は全員スパイだったことに100パーセント間違いありません。江戸時代にも蘭方医師のような特殊な人々がやってきました。例えば,ケンペル(Kaempfer)もシーボルト(Siebold)もそうした任務をもっていたと推定しています。両人とも,あまりにも優秀過ぎます。常人(凡人)ではあり得ません。「不世出の天才」というカテゴリーに入ると思います。現代でも最も優れた情報将校の中にはそういうタイプの人がときどきいます。あまりにも優秀過ぎるので,学者としても成功してしまうんですよ。
しかし,それにしても,かつては,情報収集のために生きた人間を送りこまなければなりませんでした。
現在では異なります。インターネットを上手に使えば,リモートでいくらでも情報収集をすることができます。
インターネットは,そのために開発されたものだと言えるだろうと思います。しかも,そのことを隠していません。インターネットの構成要素となっている基本仕様やプロトコルのことをちゃんと理解すれば,もともと傍受することができる仕組みになっているということを理解することができます。
そのことをわかって使うかどうか(=知らないでカモにされながら使うことになるかどうか)は,相手国または利用者の知能レベルによって異なるという結論になるでしょう。
このようなインターネットという仕組みが本来的にもっている傍受可能性は相互的なものです。例えば,米国だけがそれを実行できるというようなものではありません。ですので,例えば,中国やロシアの能力が高まれば,当然,中国やロシアも同じことを実行することができるわけです。ただし,米国は,中国やロシアの能力を低く見積もり過ぎていたという重大な失策を犯してしまいました。驕りによるものだろうと推定しています。
そういうことがあるものだから,私は,非常に婉曲で比喩的な表現ながら「インターネットはやめよう」と主張し続けているわけです。
ただし,残念なことですが,日本国においては,その真意を正しく理解できるだけの十分な知的能力をもった人はほとんどいないようです。
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クラウドは上記の料亭のようなものだと理解しています。ある条件を満たすことができれば,クラウドの支配者の側の人間にとっては比較的安全な場所だということになるでしょう。しかし,料亭と同じようなものであるがゆえに,クラウドのオペレーションを担当する従業者について労働の流動性が高まると,クラウドでも料亭と同じような問題が発生することになります。
投稿: 夏井高人 | 2015年8月 4日 (火曜日) 07時24分
夏井高人様
確かに、要人が会合を行うお店というのはコテコテに決まっていることが多くて「どうぞ、話を聞いて下さい」といっているようなものですよね。
そして(1)そういう店について覆面調査員を派遣して(2)その店を評価し(3)最後に店の人と会談をしてそのランクを発表する、という会社がありますね。
ちょうど有機溶剤でクリーニングをする対象の商品を販売している会社ですが、本業と乖離しすぎているので、別のところに目的があるのではと邪推しています。(しかしやり方としては洗練されていますね。)。
ところで少し前にiPhoneと缶詰について、大胆なおねがいをしていた方のツイッターを、気まぐれでさきほど見たら、なかなか面白いことをやっておられました。
そして、その日本における活動内容がきれいに他国の外交戦略をそもまま反映していて別のところに目的があるのではと邪推(ではなくほぼ確信)してしまいました(やり方も、余り洗練されているとは言えない気がします。)。
投稿: 江藤貴紀 | 2015年8月 4日 (火曜日) 00時35分
江藤貴紀さん
羊が飼主になることなど許されないのに外見上そのように見える現象が生じた時期があり,「下剋上」と呼ばれました。しかし,この下剋上とは,下剋上になる前の元の飼主からみて下(しも)が上(かみ)になったためにそのような表現ができただけのことで,実は,ある時期における征服行為により元の上が下にさせられてしまったというようなことがあった場合,単純に復権が発生したということになるのだと考えています。この場合,別種の飼主間の争いとはいえ,飼主種族間の争いなのであり,羊が飼主になるわけではないので,本当の意味での下剋上は存在しなかったと考えます。要するに,飼主になる欲望をもつ者の間での単なる牧場(荘園)の奪い合いだけが存在したと考えるのが正しいでしょう。
そもそも「下剋上」は中国の隋代にできた言葉とされています。真実かどうかは知りませんが,仮にそのとおりだと仮定して,隋の出自を考えると,非常に面白いです。日本国の場合,このような征服・再征服・復権・再復権のような出来事が重層的に多重に存在しているため,非常にわかりにくいですけど,「氏素性」という言葉が全てを物語っていると思います。
「完全な平等」は理想ですけど,事実とは異なるし,実現すると逆に不都合なこともあります。
例えば,日本国を含め全ての近代的な民主国家である国民国家において,国家主権を握っているのは「国民」ですので,外国人に参政権等がないのは当たり前のことです。これは差別ではありません。国家の構成員ではないので,構成員としての権能を有しないというだけのことに過ぎません。
それゆえ,例えば,米国の国籍を有しない日本国民は,米国の連邦議会議員選挙や大統領選挙等に参加する資格を一切有しません。当たり前のことです。仮に日本人が米国での参政権を有しているとした場合,人口比等から考えて,ほぼ全ての大統領選挙において日本人の大統領が当選してしまうということが起きてしまうかもしれません。現在の米国民がそのような結果を甘受できるわけがないです。国民国家というものは,基本的にそういうものです。
同様に,例えば,北欧では手厚い福祉制度が進んでいると言われていますけど,国家による福祉を受けることができるのは非常に巨額の税負担をしてきた国民だけです。外国人にはその国における福祉を受ける資格が全くありません。これまた当然のことだと思いますし,これは差別でも何でもありません。そういう国家として国民が設計し建設した国家なので,そういう国家だというしかないんですよ。
国民国家における民主主義の基本は,まさにここにあります。
そういう当たり前のことを当たり前のこととして教えてこなかった一群の大学教授も存在しますが,それは特殊な政治的な意図に基づくもので,学問的真理の発露ではないと思っています。そういうタイプの学者に教えられている学生が気の毒でなりません。
そういう学者は,日本人というもののアイデンティティを希薄化させ消滅させ,いずれは日本という国を消滅させたいと考えているのだろうと思います。
投稿: 夏井高人 | 2015年8月 3日 (月曜日) 18時19分
夏井高人様
なかなか人気のある記事ですね(笑)たまにですが、思い切りシリアスにフィクションとして与太話を書いてみたいなーと思うことがあります。まだ書かれたことの無いような内容で、と。
実は先日ネパールに行って来たのですが(言語能力の問題で英語話者としか会話できなかったという大問題はあるものの)、あそこではかなり真面目に、ネパールで最高の権力は隣国で超大国のインド外務省に属する、と思われているんですね。すくなくとも教育水準の高い層の認識は、母数が限られているもののそうでした。
あとヒンズー教のカースト制度は、近代の感覚から見たら噴飯物と感じる人もいますが、「事実を厳然たる事実として率直に見据えて、それを当為として教えているのだ」と考えると侮れない部分があると感じます(少なくともべき論から事実認定を行うよりはマシですよね)。
*逆に、羊と人間の区別を教育している側面ももちろんあるのでしょうが、似たような区別は日本語に訳された憲法で書いてあるのを見たことがあります。
投稿: 江藤貴紀 | 2015年8月 3日 (月曜日) 17時22分
江藤貴紀さん
Webカメラに限らず,無線で操作可能なほとんど全てのタイプのカメラがハック可能だし現にハックされていると思います。安価で売られている監視カメラセットみたいなものは最もハックされやすいかもしれません。まるで泥棒に侵入経路を教えるためにあるようなものです。設置している人はまさかそういうものだとは思っていないので,ふんだりけったりということになります。
防御策は基本的にないかもしれませんね。特に国家の諜報機関によりハックされている場合にはどうにもなりません。
加害者が国家機関ではなく個人の場合には,別です。もし処罰可能な法令が存在すれば,警察が動いてくれることがあります。米国では処罰事例が何例かあります。
暗数の存在を考えると,Webカメラはそれくらい容易にハックされるものだという証拠にはなるでしょう。そもそもカメラを操作するためのPCやスマートフォン等が容易にハック可能なのでどうにもなりません。
レンズにシールをしても実はダメな場合があります。例えば,赤外線カメラの機能をもっていたりする場合に,シールの遮断能力が十分でないと,それを通過してくる赤外線画像を他所に送信し続けることになります。
ですので,物理的に破壊してしまうのが一番良いです。たいていのレンズは樹脂製ですので,有機溶剤で対処可能です。
なお,上記で紹介している記事はちょっと***ですのでご注意ください。
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メッセンジャーやテレビ電話の類は常時リアルタイムに傍受されていると考えるほうが妥当なので,意図的に傍受させる目的で使う場合を除いては使用していません。
企業の中にはメッセンジャーやテレビ電話等を利用したコンタクトを求めてくるところがあるかもしれませんが,機密保持という点では問題があるので,機密性のない内容の通信にのみ用いるべきでしょうね。
とは言っても,大事な用件をフェイスツーフェイスで実施しようとして用いる会議室やレストランに設置された監視カメラも容易にハック可能なので,どこにいっても無駄です。
最近では,テレパシーまで傍受可能になってきたので,もう打つ手はなさそうです。
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超常現象ものにはひどいものもありますが,真実っぽいものもありますね。真実っぽいので信じてしまう人が世界に何万人も出てくるという仕掛けになっています。
最近の記事としては,下記のようなものもあります。どうなんでしょうね・・・?(笑)
Did Hitler have an atomic weapon? German documentary claims Nazis were developing a 'flying saucer' to deliver bomb and had already started tests on Russian POWs
Daily Mail: 31 July, 2015
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3180795/Did-Hitler-atomic-weapon-German-documentary-claims-Nazis-developing-flying-saucer-deliver-bomb-started-tests-Russian-POWs.html
投稿: 夏井高人 | 2015年8月 3日 (月曜日) 17時02分
夏井高人様
えー、「与太話」と思われていた(私もそう思っていた)ことでも、案外真実なことは存在しそうですね。
昔、週刊少年マガジンという雑誌で20年ほど前あったMMRという漫画があり非常にシャレがきいていました。
だいたいおきまりのパターンが「『このセンテンスひらがなをとって「漢字」だけを読んで、その意味を考えてみろ〜つまり、①この陸地は陸地の外の生き物の所有物、②あるいはこの陸地よりも他の土地の方が大事、という宣言だったんだよ!」みたいな話がよく出ていたのを思い出します。
ネット上ではメルアドその他の情報で、全くダミーのがメッセージに含まれていることは非常に多いですね。
ですがダミーの先を検証し続けて分かるのは、最も注意深いと思われている種類の人間でも、実はほぼ全員がナイーブさから無縁ではいられないことが一目瞭然ということです。
(ただ自分も、ウェブカメラにだけパッチをしても全く意味はないよなー、とは認識しています。かえってウェブカメラなどは開き続けて連絡は全て便利なGmailや無料のインスタントメッセンジャーでやるくらいの方が、人事担当者からは安心されそうですね。会社にもよりますが・・・)。
投稿: 江藤貴紀 | 2015年8月 3日 (月曜日) 16時12分