Samsung Pay
下記の記事が出ている。
Samsung Pay: What is it and how does it compare to Apple Pay?
BBC: 19 August, 2015
http://www.bbc.com/news/technology-33957376
韓国では,国民番号を含め,ほぼ全ての国民のID情報が既に奪われ中国の闇市場で取引されている。つまり,ネット上での個人識別システムの構築に失敗している。
おそらく,Samsung Payもたちまちサイバー犯罪者の餌食となり,泡となって消えることだろう。この投資によってSamsungは企業としての消滅の危機を迎えることになるかもしれない(ただし,創立者一族は国外逃亡して生き延びる可能性が高い。)。
なにしろ,個人識別システムの信頼性がゼロの国だ。
[このブログ内の関連記事]
韓国:Web利用に際して国民番号の入力をすべき義務を緩和?
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/web-8fb3.html
韓国:ハッキング等による個人情報の外部流出があまりにも著しいため,通信会社に対する政府の行政監督を厳格化
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-ddb9.html
韓国:オンラインゲーム「メープルストーリー」のサーバがハックされ,1320万人分の個人情報が流出
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/1320-b2f3.html
韓国:北朝鮮のサイバー攻撃による国民の個人データ漏洩の被害が深刻さを増しているとの報道
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-a95c.html
中国:韓国のSK Communicationから不正入手されたものと推定される韓国人の個人データが中国中で広範に流通
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/sk-communicatio.html
韓国:大手ポータルSK Communicationがハックされ,3500万人分もの個人データが奪われる
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/sk-communicatio.html
韓国:インターネットポータルへのアクセスでの本人確認を強化したら個人情報の漏洩が増大?
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-a9b0.html
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コメント
江藤貴紀さん
日本の経営学関連評論家等で偉そうに威張っている人々の大半は,商業宣伝広告のためのタレントのようなもので,少しも偉くなく,素人レベルのことしか知らないことが多いです。ソースの大半もネットにあるもの(だけ)ということが珍しくありません。ですので,そういう自称専門家みたいな人々は完全に無視したほうが妥当だろうと思います。
けれども,現実には,そういう人々の言うことをそのまま鵜呑みにする日本国民が多数存在することも事実です。それだけ日本人の知性が極度に劣化し続けているということなんでしょうね。
無論,無名に近く目立たない人でも,非常に優れた人材が存在します。ただ,見出すのが難しいんですよ。
結局,原典をしっかりと読み,自分の頭で理解し判断しながら,(いわゆる第三者評価なるものを含めて他人の評価,経歴,肩書き等は一切無視して)自分でしっかり観察し,共感することのできる真に優れた人材を探し出すという以外に方法はないですね。
生半可な勉強だけだと詐欺師の餌食になるだけですので,徹底した勉強が必要となりますけど・・・どんなことにも近道なんて存在しないということに尽きますね。
ちなみに,本家と分家の関係はそのとおりだと思います。韓国の中には「韓国のほうが本家だ!」と言って譲らない人が多数いるでしょう。しかし,「日本の銀行が資金を引き揚げたら一晩でおしまい」という現実を直視してもらいたいものです。とはいえ,一般に,日本の銀行もあまり賢いとは言えないかもしれません。なにしろ,投資の判断の前提となっている韓国企業の「数字」には国家レベルでの巨大な粉飾のようなものが含まれていると推定されるからです。本来あるべき環境保全対策コストや産業廃棄物処理コストなどがゼロになっているのは,実は,脱税と同じで,本来掲げるべきコストを計上していないことになります。原発や大規模化学プラント等の危険施設等を廃棄する場合の巨額の廃棄コストも(引当金レベルでも)計上されていません。たぶん,最初から,やり逃げで汚染したまま逃亡する気なのでしょう。韓国の国富には反映されることのない闇の賄賂経済や犯罪組織経済についても慎重な検討を要します。ここでもまた,韓国の国民が気の毒でなりません。
投稿: 夏井高人 | 2015年8月23日 (日曜日) 07時20分
夏井高人様
本家と分家はよく似てしまいますね。お互いの事情に、つい無関心ではいられないからでしょう。
仰るとおり受け売り、本案が多いことは存じています。例えば取り入れた輸入元のコード選定自体に欠陥もある場合も多かったでしょう。複数のソースを混淆させている上に、選んだソースの基準も問題があったかもしれません。例えば、ご存じの通り自由主義と功利主義の折衷主義者であるジョン.S.ミルはそれ自体が、かなりアクロバティックに擁護しないといけないスジの悪さのある人ですよね。
経済合理性についていうと、本家ということになっている日本の指導者層も、やはり愚かな行動を取っています。ふつうに常識人が経営判断をしていたら、融資のリターン額で期待値が明らかに1未満の不合理な投資活動はしません。これをしているメガバンクには多額の税金が投入されていたり、日銀の超低金利政策のおかげで銀行は預金者に利子を禄に払わずに経営できているので、日本人全体が割りを食っているというおかしなことになっています。
やはりこれも、かなりアクロバティックな話で一見すると理解困難ですが、理由は普通に真っ当な方が解説しておられる、歴史上のパターン通りだと思います。
世の中の指導的地位にある人や各種銘柄大学の世間的なエリートでも、独立自尊やらなにやらいう人がいますが、だいたい原著を読んでないで、福澤についての解釈本(「研究書」よりも昔はやった「超訳」に近いレベル)や又聞き、テレビでの解説をソースにものを言ってますよね(というか、私の知っているサンプルに問題があるのかもしれませんが、だいたいそうでした。)
ですが、世の中でもちゃんと、超訳ビジネスとその出版過程のどうしようもない実態はをよく理解されたら出版社の本社は石をレベルだと思います。
ですが、公共の電波を使った、私有のテレビ局などはろくにそういう話をしていませんし、あと大体の人はテレビや新聞(それらのウェブサイトを含む)くらいでしか情報を集めないので投石などにはなりませんが。
超訳の読者も、とても気の毒です。
*「超訳」の著者らよりは言わずもがな福澤のほうが文才があるので、やはり私程度でも読む優先順位は、日本でのネット風の表現を使うと、原典>>>「超訳」に自然となっています。まだ幸せだとおもいます。
投稿: 江藤貴紀 | 2015年8月23日 (日曜日) 07時00分
江藤貴紀さん
福澤諭吉の書いたものの中には西欧の書籍の受け売りに過ぎない部分も多々あるのですが,日本の幕末~明治時代の思想家の中では傑出した人物の一人であることは言うまでもないことだと思っています。
福沢諭吉の東亜観については賛否が分かれるところでしょう。しかし,真面目にそう考えていたことは事実だと思います。ただし,その後がよくない。軍部や政商のような人々によって福沢諭吉の思想の中の「おいしい部分」だけ悪用され,敗戦を経た今日に至るまでそれが続いています。それらの人々は,韓国において貴族階級だと自認している人々と基本的には変わらない精神構造をしていることが少なくないです。韓国の財閥創設者の中には慶應大学や早稲田大学出身者が非常に多いというかほぼ100%だという事実からもそのことを理解することができます。そういう意味では,韓国の財閥を構成する人々は,日本の支配階級の分家のようなものですよ。ただし,「そうではない」と思いたいというアイデンティティの問題と常に直面することになるので,その反動として,ある種の尊大さが異常に増幅し,現実に計量的に比較可能な財産保有量の増大につとめたということなのでしょうね。
しかし,日本からの支援によって資本の大部分を成立させているという事実を隠蔽または無視し,根のない軽薄な願望だけでやっていることなので,必ず破綻します。日本の銀行が投資の回収を諦めて手をひけば,1晩で韓国の全てが消滅します。だから尊大であってはいけないのですが,そう思えないところに根源的な悲哀のようなものが存在します。韓国の国民の大半にはそのことが知らされていません。もし韓国の国民が真実を知ったときには怒りが爆発することを避けることができません。そして,暴力革命的なことを扇動する者が現れる可能性は否定できないでしょう。韓国の国民が本当に気の毒です。
韓国の指導層が尊大になることなく,親日の路線のままで経済規模を拡大させていたら,もっと違う未来があったのに違いありません。現時点では,日本人の圧倒的多数が呆れて韓国を完全無視する姿勢に転じているので,既に手遅れと言うしかないのですが・・・
こういうこともありますが,福沢諭吉の思想それ自体に関しては,それ自体を直接に研究し,正確に理解することが大事なんだと思っています。
世に出ている福沢諭吉本の多くは,(左翼・右翼を問わず)自分の政治的・思想的立場にそって都合よく曲解した妙な解釋を羅列したようなものばかりです。
投稿: 夏井高人 | 2015年8月22日 (土曜日) 08時09分
夏井高人様
貴族的な振る舞い・身分制度的な視点の内在的論理については、公表資料と報道で耳にする以上のことは恥ずかしながら、分かりません。
ただ、憶測ですが、絶対的に親本人の人格権を重視する〜〜論理学の仮説問題で出た〜〜ママのようなひとは同世代の苦労も考えることがないと思っています。
でもそれでも、前科はまだそこまで大きくない。もっとひどいことをしている人は分かる場合があります。
例えば経済の大混乱やそれ以上の取り返しが付かない帰結を招くことが容易に予見できる、歴史的な失敗をやり遂げた指導者層です。
すると、どうしても私は後者の方に故事に倣った「汗馬の労」を、全身体的な肉体資源を使い切るまで、やりきっていただきたいという思いが沸いてきます。
近隣に悪友がいると感じたら、それまでの儒学的教養に囚われずに「亜細亜の悪友」と断罪できた福澤諭吉は今更ながら立派な方です。
投稿: 江藤貴紀 | 2015年8月22日 (土曜日) 06時45分
江藤貴紀さん
愛国心というものがないのでしょう。
日本のように四周を海で囲まれ逃げ場のない国では,自分の住んでいるところを守り切る以外に生き延びる方法がないので愛国心が強くなる傾向があります。
しかし,移動型の民族の場合には,本来的な意味での領土というものがなく,食うものがなくなれば他国を侵略して奪うということ,そして,内乱などが起きればとにかく別の土地に逃げるというのが基本です。したがって,ある固定的な土地を守るという意味での愛国心は生まれにくいのだろうと思います。
朝鮮半島の歴史については,ほぼ確信に近い認識を既に確立しておりますが,炎上のもととなるのでブログでは一切述べておりません。
歴史上の出来事はともかくとして,現在の韓国の指導層(支配層)をみる限り,「自国の国民をいかに救うか」,「国民の生活をいかにして豊かにするか」,「いかにして自国が他国から尊敬される国になるようにするか」といった観点を全く欠いたまま,「自分は既に偉い」という利己的・自己愛的な前提で威張り,傲慢となり,一般国民を劣等種族視して侮蔑しているように見えます。言い換えると,韓国の支配層には,ある種の上流階級意識(貴族階級的自己認識)が満ちているように見えます。
このような意識は,客観的な根拠や歴史的事実や現実の実力等を基礎とするものではなく,単なる自意識(観念)に過ぎません。妄想と言っても良いです。その意味では李氏朝鮮時代に戻ってしまったということができるのだろうと思います。
韓国の国民が気の毒でなりません。
投稿: 夏井高人 | 2015年8月21日 (金曜日) 07時56分
夏井高人さま
私は隣国の事情に、恥ずかしながら詳しくありません。
ですがもし、企業や国全体のインフラを危うくするマネジメント方針をとり続けた「リーダー」がいれば、そういう人は血を吐くまでその職務を続けてもらいたいと思っています。
一見、クリーンな後釜に交代して退場して名誉と資産のみを持って勝ち逃げするなどあってはなりません。
仮にトップの閨閥が海外出国するのを防ぐのは無理としても、俗調の「代打」がいない状態でぜひ最後まで職責をまっとうしていただきたいと思っています。
(ただ、こういった観点も、残念ながらSNSなどでは見つからなかったのが残念です。)
投稿: 江藤貴紀 | 2015年8月21日 (金曜日) 07時18分