妙な夢をみた
長い夢だったのかもしれない。よくわからない。最後の部分だけ覚えている。
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地下を走る鉱山トロッコのようなものに揺られて終点まで付くと,カゴ型の簡易エレベータになっていて,それに乗ってトロッコごと上のほうへと昇る。
そして,黒っぽい岩にはめこまれた金属製の像の前に立つ。騎馬姿で甲冑に身をかためた女王の姿を示すもので,頭には兜ではなく頭巾のようなものをかぶっている。
どこかから声が聞こえ,「これは西暦2200年ころにこの地を支配した者だ。この者が人類にとって最後の王になった」と言い,そして,その女王の名を告げた。フランス語のような感じ名前だった。
気づくと,その像をながめている私の周囲には2~3人ずつのグループになっている女性が数組立っていて,それぞれこの像を批評しているのに気づいた。
私にいろいろと質問してくるのでひとつひとつ答えながら,まるで教授のように後方にゆっくりと歩いていくと,その像のあるところは実は大きな屋敷の室内で,私とその女性らはその屋敷の外に出てエントランスのあたりを外からながめる。空はどんよりと曇っている。
エントランスの屋根に灰色の木製の少女像のようなものがはめこまれている。髪は中世の欧州の娘のように左右に振り分けになっている。その髪の分け目のあたりに細工がしてあり,ときどき円形の蓋が内部に倒れその穴から小鳥のような形をした小さな木像が顔を出して左右をきょろきょろ見るような動作を繰り返している。
またどこかから声が聞こえる。
「これは細工のようにも見えるし,目の錯覚のようにも見える。小鳥も1羽しかいないようにも見えるし3羽いるように見える者もいる。しかし,それが主観に過ぎないものなのか客観的な事実なのかを観察者自身が知る方法はない・・・」という。
そんな声を聴きながら,目が覚めた。
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