IBMとHPがトップだった・・・???
下記の記事が出ている。
Ashley Madison hack: IBM and HP have largest number of cheaters among tech firms
International Business Times: August 26, 2015
http://www.ibtimes.co.uk/ashley-madison-hack-ibm-hp-have-largest-number-cheaters-among-tech-firms-1517084
(余談)
優秀な者は好奇心も旺盛だ。逆から言うと,好奇心が極めて旺盛でないと優秀になれない。凡庸な好奇心だけでは並以下の能力しか発揮できない。古来,「将よく色を好む」と言われるが,これは逆の方向からの表現で,実は,どんなことについても高度の欲望をもっている者でなければ将には絶対になれないのだ(ただし,単純に欲望を実現するだけだと,失敗し,社会から排除されてしまうことになるので,極めて高度なスキルと強運が味方してくれるという要素が更に重要だということになる。つまり,好奇心が旺盛だというだけでは決して将になることができない。)。このことは,誰でも知っていることだ。しかし,宗教上の理由または倫理上の理由により,建前論としては,それを否定することにしているというだけのことに過ぎない。世界の秩序は嘘を塗り固めることによって維持されている。
そういうわけなのだが,国防の観点からすると,米国の国防を担うIBMとHPの人間がハニートラップにひっかかる確率(リスク)が高いということを考えなければならない。実は,国防に直接関与している人間全員について,男女の性の相違とは全く無関係に同じことが言える。
だから,前にも書いたとおり,Ashley Madisonの問題は,ゴシップ記事ではなく,ダイレクトに国防問題なのだ。
これは,「きれいごと」だけでは絶対に解決などできるはずのないタイプの課題に属する。
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