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2015年7月12日 (日曜日)

医学・薬学分野での大麻草の活用研究・商品化が更に加速

下記の記事が出ている。

 Cannabis breakthrough as scientists manage to SEPARATE the drug's medicinal benefits from its hallucinogenic effects
 Daily Mail: 9 July, 2015
 http://www.dailymail.co.uk/health/article-3155094/Cannabis-breakthrough-scientists-manage-SEPARATE-drug-s-medicinal-benefits-hallucinogenic-effects.html

日本では全面禁止なので,特に許可された研究者等が実験室内で研究する以外には何もできない。

たぶん,真面目に条約を守っているのは日本国だけだろうと思う。条約を主導した米国は,さっさと無視して大麻草の商業利用を促進している。

「条約は,破られるためにある」・・・これは,カエサルの時代,否,シュメールの時代からの不変の基本原理の一つだ。

だからこそ,「契約は守られなければならない」が不動の法格言の一つとなった。現実には,法格言にしなければならないほど,約束は守られないものだということを示している。

とりわけ,国家間の約束ほど脆いものはない。常に破られる。

法や正義の本質について,あれこれ空理空論を述べることは各人の自由だ。しかし,私は,実力説が最も説得力のある考え方なのだろうと思っている。

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