吉田敏浩・新原昭治・末浪靖司『検証・法治国家崩壊-砂川裁判と日米密約交渉』
電車の乗り換え途中で立ち寄った上野駅の書店で下記の書籍が出ているのを見つけ,帰路の電車の中で読んでみた。
吉田敏浩・新原昭治・末浪靖司
検証・法治国家崩壊-砂川裁判と日米密約交渉
創元社(2014/07/18)
ISBN: 978-4-422-30053-5
これまで噂話では「こういうことがあったそうだ」と耳にしたことばかりなので,特に目新しいとは言えない。
正直に言うと,「ああ,やっぱりね」という程度だ。
私が著名な憲法学者,行政法学者,国際法学者の中の何人かをあまり尊重していないのは,既にそういうことを知っていたということに起因している。基本的に売国奴なのだ。その弟子と言われる学者等を私は常に憐憫の情で見つめてきた。
ただ,噂話だけなので,確たる証拠があるというわけでもなく,口に出すことは控えてきた。
しかし,この書籍は,単なる噂話ではなく,情報公開された米国公文書に基づき客観的な裏付けをしながら論述しているところがすごい。
機会があれば,根拠として列挙されている数々の米国公文書の原本を読んでみたいと思う。
なお,米国ばかり非難されているが,同様に非難されるべき国は他にも何か国かある。
そして,その手先となっていた高名な学者も多数存在する。
だから,そういう人々とその学説を全く尊重しないのだ。
私は,自分の信ずるところに従い,自己流で歩み続ける。
[追記:2015年7月25日]
Echo Newsに興味深い記事が出ていたので追加する。
米国NSA、情報公開の請求者を内部で「ランク分け」 してリスト化 アメリカ情報公開法で判明
Echo News: 2015年3月17日
http://echo-news.net/foreign-news/essay-under-the-prism
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