傍受ツールの製造会社Hacking Teamがハックされ,諜報機関の諜報活動を示す情報がリークされたらしい
下記の記事が出ている。
Hackers steal data from surveillance company
BBC: 6 July, 2015
http://www.bbc.com/news/technology-33409594
Hacking Team hacked: Spyware source code torrent blurts govt customers
Register: 6 July, 2015
http://www.theregister.co.uk/2015/07/06/unified_cdm_static_password/
Hacking Team advises customers to stop using its tools after massive leak
Guardian: 7 July, 2015
http://www.theguardian.com/technology/2015/jul/07/hacking-team-advises-customers-stop-using-tools-leak
[追記:2015年7月12日]
関連記事を追加する。
Hacking Team hack casts spotlight on murky world of state surveillance
Guardian: 11 July, 2015
http://www.theguardian.com/technology/2015/jul/11/hacking-team-hack-state-surveillance-human-rights
[追記:2015年7月13日]
関連記事を追加する。
Hacking Team orchestrated brazen BGP hack to hijack IPs it didn't own
ars technica: July 13, 2015
http://arstechnica.com/security/2015/07/hacking-team-orchestrated-brazen-bgp-hack-to-hijack-ips-it-didnt-own/
Italian cyber-security firm suspects foreign government was behind mass attack
REUTERS: July 12, 2015
http://www.reuters.com/article/2015/07/12/us-cybersecurity-hacking-team-idUSKCN0PM0II20150712
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コメント
江藤貴紀さん
高い志をもって政治家になっても堕落して私利私欲だけの醜悪な老人になってしまう人もあるし,どんなに貧乏で無名でも死ぬまで高い志をつらぬく人もあるし,いろいろだと思います。
一般に,我欲を捨てることはとても難しいことです。我欲を捨てることができても,周囲は我欲にしがみついている人間ばかりというのが当たり前なので,誰も理解してくれないどころか,逆に「何か魂胆があるんじゃないか」と猜疑心をとがらせることのほうが多いということが普通です。
人生の間にたった1人だけでも真の理解者と遭遇することができれば,それだけで人生に成功したことになるんじゃないかと考えることがあります。
投稿: 夏井高人 | 2015年7月15日 (水曜日) 23時33分
夏井高人様
ご返信ありがとうございます。
氏か育ちか(たぶん前者は致命的で、後者も当然に大事、ぐらいでしょうか)の問題はあります。
でも、人は吹っ切れると意外にモラルが向上することがあって、思いもよらない行動(そのモラルに基づく意見が正しいかどうかは別問題として、いちおうの気骨をもって取る振る舞い)を唐突にすることもあるのだなとも思っています。
江藤貴紀
投稿: 江藤貴紀 | 2015年7月15日 (水曜日) 12時53分
江藤貴紀さん
シナプスの問題は遺伝子的な事柄なので対処しようがありません。
選別の問題に関しては,バブルの悪影響は大きかったと思います。何しろ,ただただ遊んで暮らした人々が人事権を握っていたので,ダメになるにきまってます。
規制緩和論者にも責任があります。結局,ごく少数の銭ゲバのような人々が組織を腐らせてしまうという結果しか招いていません。規制緩和の中でも最も罪深いのは,「ゆとり教育」でしょう。非国民だと思っていましたし,今でもそう思っています。
投稿: 夏井高人 | 2015年7月15日 (水曜日) 11時38分
夏井高人さま
ところで、確かどこかで仰っておられたと思いますが、最近は昔よりも国内の人事システムに劣化がみられるようですね。
適材適所に人が配置されていないのではないかと思います(私もやもややそういう感想を持っていました)。
しかしこの件(に限らないですが)の非常にシンプルな教訓は、もう少し考えられてもいいのではないかと自戒を込めて思っています
江藤貴紀
投稿: 江藤貴紀 | 2015年7月15日 (水曜日) 10時29分