« EU:内部者(インサイダー)によるサイバー犯罪の脅威に関する調査結果 | トップページ | Google Playで提供されているAndroidアプリの多くに脆弱性?-利用者のパスワードが奪われるおそれ »

2015年6月20日 (土曜日)

米国:政府システムの情報セキュリティ上のインシデントが増加し続けている?

下記の記事が出ている。

 This terrifying chart explains why cybersecurity is such a big problem for the government
 Washington Post: June 18, 2015
 http://www.washingtonpost.com/blogs/the-switch/wp/2015/06/18/this-terrifying-chart-explains-why-cybersecurity-is-such-a-big-problem-for-the-government/

日本では,攻撃があっても「システムトラブル」と広報して隠蔽してしまうことが少なくないので,実際にどのような具合になっているかを明確に知ることができない。

知ることができないのは国民だけではない。国務大臣(内閣総理大臣を含む。)もまた真実を知ることができないし,情報セキュリティ担当者も知ることができない。無論,企業経営者も知ることができないので,適正な情報セキュリティ対策が講じられなくなり,悪循環に陥ることになる。

正直であるべきだ。

[追記:2015年6月23日]

関連記事を追加する。

 “EPIC” fail—how OPM hackers tapped the mother lode of espionage data
 ars technica: June 22, 2015
 http://arstechnica.com/security/2015/06/epic-fail-how-opm-hackers-tapped-the-mother-lode-of-espionage-data/

|

« EU:内部者(インサイダー)によるサイバー犯罪の脅威に関する調査結果 | トップページ | Google Playで提供されているAndroidアプリの多くに脆弱性?-利用者のパスワードが奪われるおそれ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« EU:内部者(インサイダー)によるサイバー犯罪の脅威に関する調査結果 | トップページ | Google Playで提供されているAndroidアプリの多くに脆弱性?-利用者のパスワードが奪われるおそれ »